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世界をまたに掛け活躍中のメイクスマイルアーティスト、ミワンダフルに直撃! 「お客さんとインタラクティブな掛け合いがしたい」
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世界をまたに掛け活躍中のメイクスマイルアーティスト、ミワンダフルに直撃! 「お客さんとインタラクティブな掛け合いがしたい」

2016-11-15 18:30

    世界をメイクで笑顔にする「MakeUp Tour!」を展開中のメイクスマイルアーティストのミワンダフルさん。活動を通じて行き着いた新たな参加型メイクアップレッスンショー『ミワンダフルのメイクアップレストラン』開催を前に、本人を直撃。本名の横山美和さんとして会社の経営も行う彼女のパワーに、老若男女を問わず刺激されること必至です!


    ――美容学校を卒業されていますが、そのときは就職内定も決まっていたとか

    そうなんです。ヘアメイクの正社員に決まって、研修にも行ってました。ちょうどそのころ、専門学校の同級生のみんなとグル―プを作って、メイクアップショーを制作してたんです。私、たまたまリーダーになって、4か月くらいかかってショーを作って発表したんですけど、それが大変だったと同時にすごく楽しかったんです。ただその時点ではまだ就職を考えていました。それが本番の日に、いっぱいお客さんが入った前でメイクアップショーを行って、大号泣するくらい感動したんです。そして、もう1回やりたい!っと。

    ――地元の札幌からスタートし、いまでは海外にまで活動を広げられています

    はい。最初は好きだった古着屋さんにお願いして、ノーギャラでお客さんにメイクをさせてもらい、希望者が増えていって500円いただくようになった。さらにカフェやイベントでやらないかと声をかけて頂いて。23歳くらいまでは完全にお調子者でしたね(苦笑)。怖いもの知らずだったし、好奇心旺盛でどこにでも出かけていた。その中でメイク屋台という活動が生まれた。でも私、美容師免許を持ってなかったんですよ。それで、ノッてきたところで、免許を取るために3年間学校に通うことに。長かったけれど、取ってよかったです。

    ――その3年間、頑張り通せたのは?

    お客さんとか応援してくれたお店とか、いろんな人のことを思うと諦めきれませんでしたね。頑張ろう、取ろう!取ればいいだけだと。そしたらクリーンに活動できると。それに通信制の美容師学校には若い子だけじゃなくて、いろんな背景を持った人がいて、私よりも年上の方々もいた。そういう姿を見ていると、自分の3年なんてちっぽけなものだなと。そして資格を取って、すぐに生まれたのがピンクフレームです。うぉっしゃー! 何やろうかなとなったところで、海外だ! メイクで旅だ! 何か目立つものが欲しいな、よし、ピンクフレームを持ち歩こう!と(笑)。
    ※路上パフォーマンスでメイクを施す際に設置している大きなピンクフレームで、ミワンダフルさんのアイコンとなったアイテム。


    ――メイクスマイルアーティストの名称とミワンダフルさんという呼び方はどこから?

    "メイクで笑顔を"というのは、ずっと言ってたんです。ピンクフレームで2か国くらい旅したころ、渋谷で友達とごはんを食べていたときに、「私、メイクアップアーティストっていうのとも、なんか違う気がするんだよね。だからといってアーティストというのも違う気がするし」と話していたら、友達のひとりが「メイクで笑顔・・・。メイクスマイルアーティストっていいんじゃない?」って。それいい、いただきます!と(笑)。 そのときにミワンダフルと名乗ることに。私、本名は横山美和ですが、それだと固いので、ツイッターのアカウントに使っていたミワンダフルをそのまま使うことにしました。私にはミワンダフルと横山美和がいるんです。

    ――会社の社長さんでもあるんですよね?

    はい、やってます。そちらはミワンダフルではなく横山美和が(笑)。メイクをエンターテインメントにしたい、メイクで世界を旅したいと思いを語ったところで、誰かが何かをしてくれるわけでもないので、じゃあ、自分でやってしまえばいいんだと。会社を興して、いま6年ですね。メイクでみんなを喜ばせたいというミワンダフルと横山美和は全然違う人です。ミワンダフルはやりたいことに自由に進む人、横山さんはとても常識人です(笑)。

    ――もうすぐ東京でワンマンショーをされますね。

    『ミワンダフルのメイクアップレストラン』ですね。5年くらい前からパフォーマンスで音楽も使うようになりました。海外でただメイクをしていても誰も見向きもしてくれなくて、メイクのHowToを歌詞にのせて歌うようになったんです。そこから出演仕事も増えたんですけど、一方通行だなとも感じるようになって。HowToにしてもセミナーにはしたくなかった。お客さんとインタラクティブな掛け合いができないかと思っていたときに、レストランという設置で、料理を楽しむようにメイクを楽しんでもらいたいと思うようになったんです。お客さんとキャッチボールできるエンターテインメントとして。そしてたどり着いたのが、メイクアップレストラン。歌あり、音楽あり、映像ありで、みなさんと一緒に楽しめる。メイクの楽しさを新しい角度で感じてもらえると思います!

    ――ミワンダフルさんは人がお好きなんですね

    そうですね。美人さんやモデルさんとかだけのメイクではなくて、おばちゃんもお子さんも、女装好きの男性も、日々を生きている普通の方々にとってリアリティのある楽しいメイク、かつその人らしい良さを見つけるのが好きです。そして"メイクで笑顔を"という思いを、世界中の人たちと共有していけたらと思っています。

    (取材・文・写真:望月ふみ)

    ハローキティも出演!世界初!お皿に盛りつけられたコスメを使って楽しむ参加型メイクアップレッスンショー『ミワンダフルのメイクアップレストラン』
    2016年11月22日(火)、23日(水・祝)開催



    ■参照リンク
    http://www.makeuprestaurant.com/

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