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毎日ジェダイのローブを着てライトセーバーを持ち歩きながら生活する男性が話題になっている。
英ウェールズ在住のケビン・コタムさん(46)は映画『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンで、約2年前から毎日ジェダイのローブを着てライトセーバーを持って暮らしている。
かつては禅宗徒だったというケビンさんだが、自分により合う宗教をインターネットで検索。『スター・ウォーズ』のジェダイにインスピレーションを与えたといわれる古代エジプトの魔術師「ジェディ」を知ったのがきっかけだったようだ。
そして約6年前に、禅宗からジェダイ教(ジェダイズム)に改宗。ジェダイには聖典や戒律のようなものはないが、知識、知恵、慈悲という3つの教えを大切にしているという。さらに、ジェダイやシスのようにライトサイドとダークサイドに当てはまらずにフォースの能力を持つ「グレイ・ジェダイ」になることに決めたらしい。
彼がジェダイに改修したことを家族や友人も理解してくれたそうだが、約2年前から毎日ジェダイのローブを着てライトセーバーを持ち歩き始めると、彼の生活は一変した。
6年間も付き合った恋人と「ジェダイの格好をしたあなたとは出歩けない」と言われて別れることになったが、彼は「もし信心を失えば、自分自身ではなくなる」と我道を貫いた。その後にデートした女性は、ジェダイの格好をしたケビンさんを連れ歩いて見せびらかせたかったようだ。
街を歩いていると、奇妙な格好をした変人扱いをされるという。しかし、ウェールズ・リルの地方自治体と警察は、彼の生き方に理解を示してくれたそうだ。ライトセーバーを宗教的なアイテムとして登録するように伝え、合法で常に持ち歩けるように取り計らってくれたとか。
一方、子どもたちからは記念撮影をせがまれるほどの人気者。実はライトセーバーを持ち歩くようになったのも、一緒に写真を撮影するときに子どもたちが残念がるから、というのが理由のようだ。彼は「もし自分が他人を少しでも幸せにできれば、それで私も幸せだ」と語っている。
彼は今後もジェダイを続けるつもりで、おそらく一生独身だとあきらめているらしい。しかし、そんなグレイ・ジェダイとの将来を考えてくれる女性と出会ったときには、相手にジェダイへの改宗を強要するつもりはないという。
■参照リンク
http://www.odditycentral.com/
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/11/26/jedi/