アメリカの人気コメディ番組でベネディクト・カンバーバッチが演じた、なんともシュールなコントが話題になっている。
https://www.youtube.com/watch?v=VF55nOuywfo
イギリス出身の俳優ベネディクト・カンバーバッチが、米<NBC>のコメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ(SNL)』のシーズン42/エピソード5でホストを務め、有名CMを元にしたシュールなコントを披露した。
元ネタは、映画『ブレードランナー』などで知られるリドリー・スコット監督が、1984年に手がけた<アップル>社の初代「Machintosh」のテレビCM『1984』。ジョージ・オーウェルの同名SF小説を元に、制服で集合する群衆とスクリーンから語りかける独裁者、そこに現れたハンマーを投げる女性アスリートの姿が描かれた。
https://www.youtube.com/watch?v=lGRtO-k4PAc
番組内でカンバーバッチが演じたのは、このCMのパロディ。群衆がトイレに座りながら集合する集会では、スクリーンに映る独裁者が、誰もが間抜けに見え、馬鹿みたいな気持ちになる"トイレの座り方"について演説しているようだ。
そこへ、スーツとサングラスを着用したカンバーバッチが登場。ハンマーを取り出し、巨大なボックスを壊すと、中から<コーラー(Kohler)>社の「クール(Koohl )」トイレが登場。
最先端のトイレを「未来さ」と紹介した彼は、ズボンを脱ぎ、便座に逆向きに座り、スタイリッシュに座れるトイレであることを実証する。それを見た独裁者は、「ありえない!トイレに座って格好良く見えるはずがない」と驚き、その場から姿を消してしまった。
カンバーバッチは、トイレの水を流し、マッチを点火(定番の消臭テク?)。空からは光が降り注ぎ、1人の女性が「すべてが変わる」と感動する。この新しいトイレはいかにもそれっぽく「日本先行販売中、2017年春に上陸」と説明されるが、当然ながら架空のCMだ。
■参照リンク
http://www.ew.com