スポーツイベントで欠かせない国歌斉唱。日本の「君が代」だと、だいたい原曲には60秒から90秒の間という指定があるようだが、先日行われたNFL、ライオンズVSヴァイキングス戦で「ソウルの女王」アリーサ・フランクリンが4分35秒という驚きの長さの国歌斉唱を披露し大きな話題となっている。
Aretha Franklin really turned this into a church hymn. https://t.co/6J2cjPiwCe - spooky black. (@Tuhnahkuh) 2016年11月24日
完全に普段のライブのノリ、もしくは彼女のルーツである教会での演奏を彷彿とさせる「星条旗」。ゆるやかにイントロから入り、即興を交えつつ伸ばしに伸ばした演奏。
音楽ファンにとっては堪らない名演だが、試合前の選手たちにとっては戸惑う演奏だったようで、この季節ということもあり体も冷えるし、みんなソワソワ落ち着かない様子。とはいえ天下のアリーサ、徐々に高まりさらにエモーショナルに歌い上げる。
とはいえアメリカが誇る偉大な歌手に多くの人が肯定的、もしくは感謝祭に絡めたジョークなどでネット上でもちょっとした祭り状態の盛り上がりを見せたが、さらにダメ押ししたのがCBSスポーツ。なんと試合のタイム・ポゼッションに「ヴァイキングス10分48秒 ライオンズ 14分37秒 アリーサ・フランクリン 4分35秒」と表示し、「長すぎる国歌斉唱」に見事なオチを付けて見せた。
Aretha Franklin's NFL National Anthem performance was so long CBS gave her a 'time of possession' stat https://t.co/C0TFhpokTg
- The Independent (@Independent) 2016年11月25日