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サッカーやラグビーの原点。サンクスギビング時期に毎回話題になるフィレンツェの世界一危険な球技、通称「フレンツェ・フットボール」。
この時期の奇祭の一つで11月末~12月に開催されるこのスポーツ。ローマ帝国時代からのグラディエーターの決闘など血なまぐさい戦いを好む国民性をそのまま受け継いだような、危険度マックスな競技だ。
https://youtu.be/qeuU_Et7ezA
現代の激しいといわれるスポーツと比べると、完全にこちらは格闘技。ボールを持って走るあたりはラグビーに近いが、プレイヤー目掛けて膝が飛び、ボール・プレイ外の選手がそこら中でチョークで締めげる。タックルも足を狙うばかりか、クビを掴んだり、ラリアットをかましたりと、完全に総合格闘技やプロレスのノリで、ガチでやるには危険すぎる内容だ。
数年前に公開されたフルの中継映像を見る限りでは、かなり大勢の選手が2チームに別れ対決。ボールを扱う競技なのに、そこらじゅうで1対1のスタンドでの打撃戦が展開される。
しかも素手がガツガツ殴りあってダウンする選手が続出と完全に無法地帯だ。
結局ボールを使う球技の方は?という疑問もあるが、殴りあいやテイクダウンでの容赦ないパウンドなどで一人、また一人と人数が減り始めるとボールが動き始める。そこからはラグビーのような球技に変貌するが、相手の陣地に入るとゴールになるという仕組みのよう。
もう何が何だか判らないくらいメチャクチャな競技ではあるが、観客の熱狂ぶりを見るとかなり盛り上がっている。
年に一回のイベントのようだが、さすがにこれをリーグ戦でやりたいという選手は、誰一人はいないだろう。
https://youtu.be/P-B2EFxQ8fU
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/11/28/football/