レオナルド・ディカプリオのオスカー受賞への期待は長いこと外れていたが、それでも、アカデミー賞に20回(今年を含めると21回)ノミネートされるも受賞なしという、「ノミネート止まり」の最多記録を保持するハリウッドのサウンド・エンジニアであるケビン・オコネルとは比べ物にならない。


ケビン・オコネルは、『トップガン』、『アポカリプト』、『トランスフォーマー』など、アカデミー賞の録音賞にノミネートされた多くの映画作品に携わってきたエキスパートだ。しかし、デイタイム・エミー賞に19回ノミネートされ続け、1999年にようやく初めて主演女優賞を獲得した女優のスーザン・ルッチ(アメリカの昼ドラマで活躍)になぞらえて、「アカデミー賞のスーザン・ルッチ」と呼ばれている。

今年のアカデミー賞の録音賞には、メル・ギブソン監督の『ハクソー・リッジ』からノミネートしているケビン・オコネル。ゴールデン・グローブ賞に歴代最多7部門の受賞を果たし、アカデミー賞では14部門にノミネートされている『ラ・ラ・ランド』との厳しい戦いとなるが、果たして今年こそオスカーを射止める事はできるだろうか?

ケビン・オコネルは、「私の番が来ると期待している。ただ、丁度いいタイミングの時に幸運はやってくるもの。今回がその時であると良いのだが・・・」と米『NBCニュース』に語っている。ノミネート止まりの記録が今回でストップするよう期待しているようだ。

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