トム・ヒドルストンは映画『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』のおちゃめな悪人、ロキ役に、いつもユーモアと魅力を吹き込んでいる。そして、もちろん次に公開を控えるマイティ・ソーの第三作、『Thor: Ragnarok』(原題)でもそれは変わらない。だが、今回の最新作では、クリス・ヘムズワース演じるソー自身もバカなおふざけに一役買っているようだ。
映画情報サイト「Fandango」とのインタビューで、トム・ヒドルストンは、2013年公開『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』以来の登場となるロキの最新作での役どころを語っている。彼の説明を聞く限り、具体的なことは多く語られなかったが、ロキとソーの再会は面白いものになりそうだ。
必見:『Thor: Ragnarok』やタイカ・ワイティティ、そして今回のロキについて、トム・ヒドルストンがFandangoとニッキー・ノヴァクに語るWATCH: @twhiddleston on #ThorRagnarok, @TaikaWaititi and where we pick up w/ Loki this time around.
via @Fandango & @NikkiNovakpic.twitter.com/7RxzOvNm2X - ErikDavis (@ErikDavis) 2017年2月19日
「『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の最後で、ロキは王位に君臨していて、『Thor: Ragnarok』の冒頭では、ソーがいくつか質問があって、ロキはその質問に答えるのに、魅力的で不可解な感じを出しているんだ」と語っている。
「魅力的で不可解」とは、ロキにとってまさしく適切な組み合わせだ。雷神はというと、トム・ヒドルストン曰く、彼は異母兄弟のユーモアなところを一部身につけ始めているという。つまり、クリス・ヘムズワースがついに同スーパーヒーローシリーズの中で笑いの能力を見せつけているということだ。トム・ヒドルストンによると、クリス・ヘムズワースは、監督であるタイカ・ワイティティと絆を深めており、2人は「お互いの最もよい所を引き出し、話を作り上げ始めた」という。その結果、ソーが映画の中で羽目をはずしているようだ。
「この映画は、キャラクター、ソーの過去最高に面白い描写になるって、自信を持って言えるよ。個人的には、クリス・ヘムズワースが面白い男だって、もう10年くらい知ってる。今回は彼にとって良いチャンスになると思う」とトム・ヒドルストンはFandangoに語っている。
クリス・ヘムズワースが、昨年夏に公開された『ゴーストバスターズ』でうすのろな受付係、ケビン役で人気をさらっているのを見た人は、彼の陽気な部分をよくご存知だろう。彼がソーの役に一体どんな風にひょうきんさを吹き込むのか、今から楽しみだ。
『Thor: Ragnarok』(原題)は11月3日に全米で公開予定。
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http://www.moviefone.com/