デンマークのおもちゃメーカー、レゴは16日、レゴの生まれた地に新施設「レゴハウス」を建て、ファンに究極のレゴ体験を提供すると発表した。
デンマーク・ビルンのレゴ本社近くに9月にオープンする予定の「レゴハウス」は、21個の巨大なレゴのブロックが積み上げられたようなデザインが特徴的だ。12,000平方メートルのこの施設のデザインを手掛けたのは、有名なデンマークの建築士、ビャルケ・インゲルス氏。3つのレストランや、レゴストア、4つのプレイエリアの他、レゴの歴史や、ファンの作品を展示するギャラリーも入る予定だ。
レゴは、バービー人形のメーカー、マテルと、世界一のおもちゃメーカーを競っている。レゴは、「スター・ウォーズ」などの人気映画と提携し、レゴセットやビデオゲーム、スマートフォンのアプリなどを展開することで、デジタル時代に合わせた商品を提供してきた。同社は、デジタルを取り入れることで、子供たちを一押しの商品、レゴブロックに取り込む狙いだ。
レゴブロックは、1958年から現在の形で生産されている。レゴグループは、1932年にオーレ・キアク・クリスチャンセン氏によって設立され、現在は、孫のケル・キアク・クリスチャンセン氏が一族の代表になっている。
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