今年のアカデミー賞で映画『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが主演女優賞を受賞したが、そのミア役は別の"エマ"になる可能性があった。耳にしたことのある方もいるだろうが、当初はエマ・ストーンではなくエマ・ワトソンが主演候補だったのだ。ワトソンと、同じく主演候補だったマイルズ・テラーがなぜ『ラ・ラ・ランド』への出演を見送ったかについては噂もささやかれていたが、このほどワトソン自身が衛星ラジオ『SiriusXM』のインタビューで真相を語った。


実写版『美女と野獣』に主演したエマ・ワトソンは、『ラ・ラ・ランド』の出演を見送った事情について次のように語っている。

「何もきちんと決まってない本当に早い段階で、期待や盛り上げで名前が取り沙汰されるのは困る。そういうことがすごく多い。もう『美女と野獣』に出ることを決めた状況だったのよ。実は構想自体は何年も前からあって、ディズニーの名前が何カ月も前から出てたの」

「以前にも話したけど、簡単に引き受けられる映画じゃなかった。乗馬やダンス、3カ月の歌のトレーニングを控えてて、ロンドンにいなければならなかった。急にやれる映画じゃなかったの。やるべきことがあって、いるべき場所にいる必要があったから、スケジュールの関係でラ・ラ・ランドを引き受けるのは無理だった。でも今、ミュージカルがすごく評価されててうれしい。ラ・ラ・ランドは素晴らしくて美しい映画だと思う」

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