ここ3年間、ホグワーツ最終決戦が行われた5月2日に、『ハリー・ポッター』の著者、J・K・ローリングは、殺した登場人物について謝罪のツイートをしている。
2015年にはフレッド・ウィーズリーについて、2016年にはルーピンについて謝っていた。そして今年の謝罪の対象は、熱狂的なファンたちの暴動が再び起こることが予想しつつも、ついにセブルス・スネイプを選んだ。
さて、書くわね。このことで炎上しないでほしいけど、今年は(ささやき声で)・・・スネイプを殺したことについて謝罪します。(逃げるわ)OK, here it is. Please don't start flame wars over it, but this year I'd like to apologise for killing (whispers)... Snape. *runs for cover* - J.K. Rowling (@jk_rowling) 2017年5月2日
ローリングは騒動を起こそうとしたわけではないが、スネイプがハリーポッターファンにとって避けるべき話題であることはよく分かっていた。
多くのファンはセブルス・スネイプ(今は亡き偉大なアラン・リックマンが演じていた)を愛しているが、ハリー・ポッターやネヴィルやホグワーツのスリザリンのクラスではない大半の生徒にいじわるな対応をしていたので、残忍な人間だと思っているファンもいるようだ。そのため、ローリングのツイートからファン同士の戦いが始まったのだ。ドビーやリリー・エバンズ・ポッターやヘドウィグを今年の謝罪の対象に選んでほしかったと願うファンもいた。そして、こちらもツイッターで騒がれているが、ハッフルパフに正義を求める動きも起きているようだ。
ツイッターの一部をご紹介しよう。
J・K・ローリング、でもなんでハッフルパフの生徒をみんな殺すんだ? ハッフルパフに正義を@jk_rowling yeah but why'd you kill all the hufflepuffs though? Justice for hufflepuffs
- Calum McSwiggan (@CalumMcSwiggan) 2017年5月2日
@jk_rowlingストーリーの展開上必要だったのはわかる。でも僕たちは彼が大好きだ・・・@jk_rowling It made sense for the story. We love him so much... pic.twitter.com/WrYizZ9M54
- Nick Ellis (@NickEllis) 2017年5月2日
@NickEllisちょっと、"僕たち"って誰のことよ?@NickEllis@jk_rowling bitch who is this "we" you're talking about?
- charli (@halseysreid) 2017年5月2日
@NickEllis @halseysreid@jk_rowlingスネイプは自分の心が狭くて辛いからという理由だけで、ハリーをいじめたし、彼の学校生活を最悪にしたわ@NickEllis@halseysreid@jk_rowling He also bullied Harry and tried to make his school life hell just because he was petty and bitter???
- Kim (@kimcarlton_) 2017年5月2日
@kimcarlton_ @NickEllis @halseysreid @jk_rowling それに肉体的にも言葉でも、生徒の半分以上を虐待して、ネヴィルとハーマイオニーに苦痛を与えた。文字通りデスイーターだ@kimcarlton_@NickEllis@halseysreid@jk_rowling Also physically and verbally abused like more than half his students and traumatized both Neville and Hermione & was a literally Death Eater
- Kai Bishop (@KaiInMotion) 2017年5月2日
スネイプは自分勝手だった@syltherinpotter@NickEllis@KaiInMotion@kimcarlton_@halseysreid@jk_rowling Snape was only for in it for himself.
- Bridget Conway (@dadiva18) 2017年5月2日
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
最終巻の魔法大戦で名も知られずに殺されたモブ生徒のことも思い出してあげてください
あの作品で一番好きなんはどんどんキャラを殺してく所なのに、、、。
なんで謝罪なんかするかなあ。自分の創作物なんだから。
バカバカしい。作者の個性を尊重してこそだそれを含め味わうのだ。金を払ってるからと論理をかざす者は自己の望むものを金を払い書いてもらうべきだ。批判はあってもよいが謝罪をさせるなどなんと恥ずべきことか。特にキャラの生死について批判することがいかに無意味か考えるべきだ
ワイは才能豊かでダンブルドアのようにもなれたであろうトムが畜生に育ってしまったことが悲しい
いちいち物語にケチつけるなら自分でいちから考えて書けば?って思うわ。
JKローリング例のあの人説
シャーロック・ホームズだって本当は滝に落ちて死ぬはずだったのに、ファンの抗議によって生きながらえさせらている。いつも読者は我儘だ。作者が書きたい物語を書かせてあげれば良いのに。
スネイプ先生は呪いの子でもカッコよかったからもういいんだよなぁ…
確かに目的はアレだけどハリーポッターのテーマにおいては最もピッタリハマる人物だし…
作者が書きたい話を書くべきだが、完成した物を作者自身が後からこうするべきだったとかいうのはあんまりどうなんだろうとは思う。
もしそれが一個二個とか多少であればそういうこと言うのもわかるんだがローリングは多すぎ。
柔軟に意見を聞き入れるのも立派だが自分の作品には一本芯を通して欲しい、これが正解だったとか、彼なら絶対にこうしたとか
スネイプ先生も、役者の人も好き。物語の陰影を描くためには、死者が必要になる。
書き手が好き放題するために死を描いてるはずないから、謝ると作品自体自分でも否定することになる。
ハリーはスネイプにとって、最も大切な人と最も許しがたい人との間の子どもですよ?
どんなに意地悪でも、ハリーを殺そうとはしなかったし、守ろうとしたところもある。
いや原作は知らんけど。
・・・・・・でも、私はスネイプ先生に罵られたい。(ボソッ