生後5ヶ月の子牛は亡くなった夫の生まれ変わりだと主張するカンボジア人女性が、インターネットで話題になっている。


カンボジア北東部クラチエ州に住む74歳のKhim Hangさんによると、1年以上前に亡くなった夫のTol Khutさんにそっくりの仕草をする子牛を見に自宅を訪れる人々が1日100人ほどに上ると言う。

「私にはこの子牛が夫に思えてなりません。やることなすことが生前の夫と全く同じなんです」とロイターテレビジョンに語っている。

フェイスブックでこの子牛が家に階段を使って上がって行く映像を見たというThack Vinさん（32）は「牛がこんな風に家に上がって行くなんてとても珍しいと思いました。実際に見てみたいと思ってやって来たんです」と話す（子牛が家に階段を登る映像は、以下の動画の1分4秒辺りからをどうぞ）。



3月に生まれたこの子牛は、ソーシャルメディアで一躍人気者になった。

木造の家の中で、子牛はえさを与えられ、体をきれいにされ、故Tol Khutさんが使っていたふかふかの枕で眠るという。

カンボジアは国民の95パーセントが仏教徒で、人が死ぬと転生すると多くの人が信じているようだ。

Khim Hangさんは、「私は生きている限りこの子牛をここで養い、面倒を見るつもりです」と語っている。



■参照リンク
http://www.aol.com/
RSS情報：http://news.aol.jp/2017/07/22/cambodia-widow-sees-dead-husband-in-five-month-old-calf/