マーベルの最新作『スパイダーマン:ホームカミング』が、ようやく日本で公開となる。
この成長し続けるマーベル・シネマティック・ユニバースの最新映画では、主人公のピーター・パーカー/スパイダーマンが、高校生やスーパーヒーローとしてのプレッシャーに挟まれながら奮闘する。
今回は、公開を祝して、この映画を観る前に知っておきたい6つのポイントを2回に分けてご紹介しよう。
1. 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の続編的作品だ
今回の『スパイダーマン:ホームカミング』は、2014年の『アメイジング・スパイダーマン2』の続編ではない。その代わり、昨年の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に出てきたスパイダーマンが登場する。今回、トム・ホランドが演じるピーター・パーカー/スパイダーマンは、高校生活を送りながらも街を守ることに専念する若きヒーローだ。
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2. スパイダーマンの起源を描くオリジンストーリーに留まっていない
今回は、観客がこれまで繰り返し映画で観てきたようなスパイダーマンの起源を描くオリジンストーリーは描かれていない。これこそ、『スパイダーマン:ホームカミング』が『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の続編的な作品であることの良い所だ。とはいっても、ベンおじさんが亡くなり、ピーターが大いなる力と責任に関する重要な教訓を学んだ運命的な夜へのフラッシュバックはあるだろう。ただ、大部分は、数ヶ月間しかヒーローとしての仕事をこなしていないただの新人ヒーローが、スーパーヒーローへと進化を遂げる第一歩が描かれる。
3. 高校生活を描いたコメディーである
マーベルは今回、若い俳優を積極的に起用している。前2作のスパイダーマンはピーターの高校生活をあまり描いていなかった(2002年のスパイダーマンでは映画の中盤で高校を卒業している)のに対し、『スパイダーマン:ホームカミング』では、15才のピーターが良い成績を逃すなど、高校生活のプレッシャーも描かれる。
ピーターは、親友であり熱狂的なレゴ好きなネッド役(ジェイコブ・バタロン)から助けてもらうのだが、映画のある時点でピーターの秘密を知ることになる。また、『スパイダーマン:ホームカミング』では、内気で変わった性格のミシェル(ゼンデイヤ)とピーターとの新しい恋も描かれる。
映画『スパイダーマン:ホームカミング』は、2017年8月11日(金・祝)全国ロードショー。
後半は、本作に登場するアイアンマンやヴィランなどについてご紹介しよう。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/