「ハリー・ポッター」の世界に登場する家のうち、実在するプリベット通り4番地の家や、ハーマイオニー・グレンジャーの幼少時代の家などは、これまで売りに出されたことがある。しかし、最新のハリー・ポッターホームには、それらの家を上回る価格が付けられている。


映画『ハリー・ポッターと死の秘宝』で"生き残った男の子"ハリーの生家として使われた家が現在、129万ドル(約1億4,151万円)で売りに出されているのだ。ファンにとってこの家は、ハリーの両親であるリリーとジェームズがヴォルデモート卿に惨殺された場所として思い起こされるだろう。

場所はイングランドのサフォーク州ラベンハムという中世の趣を残す村。14世紀に建てられた美しい木造家屋で、英国では首相官邸に次いで写真撮影される機会の多い家だという。理由はすぐにお分かりいただけるはずだ。

この家は14~17世紀に有力なDe Vere家に所有されており、その仕上げには由緒ある家柄が見て取れる。独特な外観では露出した木材、ヘリンボーンスタイルの木骨れんが造り、鉛枠のガラス窓が目を引く。中世様式やチューダー様式のディテールは、室内の露出した骨組み、塗装された壁、石造りのらせん階段などにも続いている。

物件は現在、個人居住部分とB&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)部分に分かれているが、販売情報によれば、両者は容易に連結して一家族居住用の邸宅にできるそうだ。



■参照リンク
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RSS情報:http://news.aol.jp/2017/08/14/home-where-harry-potters-parents-were-murdered-by-voldemort-hit/