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今回ご紹介する「コメディ・ペット・フォトグラフィー・アワード」は、写真家のポール・ジョイソンヒックス氏とトム・サルマン氏が創設した、ペットの写真の面白さを競うフォトコンテスト。今年が初めての開催だが、ジョイソンヒックス氏によれば反響が非常に大きく、70ヶ国以上から2,500点以上の応募があったそうだ。
審査員団には、プロの写真家、野生生物の専門家、獣医、そしてもちろんペットの飼い主も名を連ねる。彼らは写真の質、面白さという2つの観点から、頭を悩ませつつ受賞作品の選考に当たった。
エミー賞やアカデミー賞、グラミー賞と同様、賞は各部門に分かれており、応募者は「総合優勝」、「犬賞」、「飼い主そっくり賞」などの受賞を目指してしのぎを削った。ペットが飼い主に似る事はよくあるが、これに関してジョイソンヒックス氏は、「自分に似た特徴や特性のペットを潜在意識的に選んでいるのかもしれませんが、何とも言えません」と話している。
受賞作品は先日発表され、「総合優勝」には、多くの人がうらやむような毛並を持った跳ねる馬、「犬賞」には、シャボン玉に気を取られて目を見開いた犬、「飼い主そっくり賞」には、並んで最高の笑顔を見せた女性と馬などが選ばれている。
Comedy Pet Photography Awardsさん(@comedy_pet_photo_awards)がシェアした投稿 - 2017 9月 15 5:56午前 PDT
Comedy Pet Photography Awardsさん(@comedy_pet_photo_awards)がシェアした投稿 - 2017 9月 19 3:16午後 PDT
Comedy Pet Photography Awardsさん(@comedy_pet_photo_awards)がシェアした投稿 - 2017 9月 19 3:13午後 PDT
このコンテストは、私たちの気分を明るくしたり、笑いを誘ったりするだけでなく、ペットの福祉に関する問題の解決にも貢献している。
「私たちにとって最も重要なのは、ペットや家畜の福祉が重要な問題であると人々に気づいてもらうことです。そして、ユーモアを持って、ポジティブな角度からその問題に取り組めることです」とジョイソンヒックス氏は語っている。彼らはこのコンテストを機会に、英国の動物福祉基金、米国人道協会などと連携し、それらの組織のために資金を集めることにも取り組んでいるのだ。
主催者は今年のコンテストを皮切りに今後も回を重ねていきたい考えだが、次回まで待てないという方は、彼らが主催する「コメディ・ワイルドライフ・フォトグラフィー・アワード」にもご期待いただきたい。
■参照リンク
http://www.aol.com/
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2017/09/22/pets-put-their-funniest-faces-forward-for-a-one-of-a-kind-competition/