俳優などでも活躍するラッパーの50セントことカーティス・ジャクソンは26日、2016年の大統領選の際、応援に1度現れることを条件にトランプ大統領から50万ドル(約5,600万円)のオファーがあり、それを断っていたことを明かした。
カーティスは、当時、共和党の大統領候補として立候補していたトランプ氏から、黒人有権者から支持を得るための応援役としてオファーを受けたとラジオ局「HOT 97」の番組に出演した際、明かした。内容は以下の通りだ。
「大統領に選出される前、アフリカ系アメリカ人の票集めに苦労してたらしい。選挙の応援に1回現れるだけで50万ドル払うと言われたが、俺は『いや、それっぽっちの金じゃダメさ』って。やるだけの価値は無いよ」。
トランプ氏はその後、大統領に当選したが、黒人やヒスパニック層からの支持は過去40年間の米国大統領の中で最も低いものだった、とロイターは投票日調査の結果を伝えていた。また、9月末にクイニピアック大学が行った新たな世論調査によると、94%のアフリカ系アメリカ人がトランプ大統領の人種問題への対応に不満を抱いている事が分かった。
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コメント
コメントを書く日本だと公職選挙法に抵触しそうですが、アメリカだとそうじゃないんですね