米ニューヨークを拠点とするチャリティー団体は、貧しい子供たちが書いたクリスマスのお願いをFacebookで紹介したのだが、あなたも彼らのお願いに、切ない気持ちで心が一杯になるだろう。
「Things of My Very Own」は、非営利の慈善団体で、貧しい家庭とその子供に、衣服や毛布などの必要不可欠な支援物資を送っている。
同団体のCEO兼創始者である、ライアン・ボンチェさんは、Facebookの人気アカウント『Love What Matters』を通して、彼女のもとに届いた今年の子供たちのクリスマスのお願いを紹介している。だがこれが、誰もが思い浮かべるようなサンタさんへのお願いとは違っていた。
「Things of My Very Own」にお願いを書いた子供たちは、今年流行りの新しいおもちゃをおねだりする代わりに、シャンプーや衛生用品といった生活必需品、さらには食べ物が欲しいとお願いしているのだ。
以下がその投稿となる。
"When I was 14 years-old I was placed in the foster care system. A few months later, another foster child arrived. She... Posted by Love What Matters on Tuesday, November 14, 2017
「今年はその地域の子供たちの特定の願いが分かるようにタグを設けました。今人気のおもちゃを願う子供はおらず、代わりに、子供たちの深く内に秘めた希望であり、夢である"父親"、"いじめられないための新品の服"、またシンプルに"くし(髪の毛をとかす)"などの願いごとを書いてくれました。もしかすると、この10代の男の子の願いに最も胸が痛むかもしれません。妹がこれ以上学校を休まないようにと、妹のために女性用の衛生用品をお願いしているのです。タグはそれぞれ、世界の誰かが自分たちの幸せを願ってくれていると信じたいと思う子供とつながっています。もし私たちが子供たちの願いを一瞬でも叶えてあげられたら、今まで我慢してきた生活を大人になっても続けるとは限らないという希望を持って成長することができるでしょう。このようなたくさんの子供たちのために、私たちが希望の光となり、彼らの暗い世界に明かりを灯しましょう。多くの個人や事業が既に参加し、タグを求めています。そして、これらの子供たちのためにも、私たちは、これが始まりに過ぎないと願っています」
「僕は6歳の男子です。今年のクリスマスには、食べ物が欲しいです・・・ありがとう。サンタさん大好き」
「僕は10歳の男子です。僕はおやつが欲しいです。学校のおやつの時間におやつを食べていないのは僕だけだからです」
ボンチェさんは、ニューヨークのテレビ局WNYTの取材において、全ての願いを叶えるために必要な資金を募金で集めるのは難しい事だが、この投稿がネットで拡散したことで今年は支援者が増加していると語っている。
■参照リンク
『Things of My Very Own』支援ページ
http://thingsofmyveryown.org/donate-today/
http://www.aol.com/
コメント
コメントを書くこういう子供達にこそ「本当はサンタなんて居ないんだよ」って教えてあげた方がいいんじゃねーかな。
>>23
多分サンタなんていないって知ってるから、文武相応の願いしてるんじゃないの?
全ては想像の中だけど
日本ユニセフ協会が代わりにサンタをすれば良いよ。
拡大する貧富の格差の前に、資本主義はもう限界に来てるのかもね。。。
サンタじゃなくてサタンになればいいんだよ
米ニューヨークを拠点とするチャリティー団体←すぐそばにスラムがいくらでもあるだろうにそれら全て無視してる時点で存在そのものが矛盾
>>28
それ日本にも似たようなのあるじゃない・・
競争原理が正しく働けば「不幸にして」貧困に陥る子供はいなくなるだろう。
資本主義・競争社会というのは本質的に「努力が報われる」社会だ。
だが実際には様々な不正が競争を妨げ、さらには競争そのものを悪だと考える人間さえいる。
努力した者の成果が奪われ、他の誰かのために浪費されるようなことがあってはならない。
社会に必要なのは不平等な「富の再分配」ではなく、ルールが厳格に守られるための監査だ。
努力し、他人よりも成果を上げた者が正当に報われる社会になりますように。
おやつの時間とかあんの?!学校がたまに地元のみかんとか用意するようなアレじゃないの?!?!?!
お前もサンタになるんだよ!