マイケル・ダグラスが、自身の制作会社の元従業員で、現在ジャーナリスト兼作家のスーザン・ブラウディにセクハラで告発された。しかし、ダグラスは、この告発が明らかになる1週間前に、先手を打ってインタビューに応じ、この件について否定している。


ダグラスは、事が公になる前にエンタメサイト『Deadline』のインタビューを受け、セクハラ疑惑について釈明している。現在、『Hollywood Reporter』にはブラウディの話が公開されており、ブラウディがダグラスの制作会社で1980年代後半に働いていた当時、ダグラスに卑猥な言葉を浴びせられたり、ダグラスの自宅で行われた台本会議で、ダグラスが目の前で自慰行為をしてきたことなどが明かされた。

ダグラスは、Deadlineとのインタビューで、ブラウディがこの件を公にする前に自分から名乗り出て、ブラウディの主張について釈明している。"下品な言葉"を使ったことは認めているが、この台本会議の出来事については、「完全にウソ、でっちあげ、まったくの事実無根」と完全に否定。「困惑してるよ。なぜ、32年後の今になってそんなことを言うのか」と心境を語った。

また、ダグラスは、ブラウディが制作会社をクビにされたため、根に持っているのではないかと発言したのだが、これに対してブラウディは次のようにコメントしている。「これも問題の1つだと思います。セクハラの口実そのものです。これだから、多くの女性たちは訴えることができないのです。神様は知っています。30年経ってようやく私は勇気を振り絞ることができました」

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