メラニア・トランプ大統領夫人は、2017年1月から3ヶ月の間に米空軍のジェット機を頻繁に使用し、約70万ドル(約7,600万円)もの税金を使っていたことが、米『ウォール・ストリート・ジャーナル』が入手した軍の記録によって明らかになった。


米『ウォール・ストリート・ジャーナル』が伝えるところによると、メラニア夫人は、大統領就任式後の2017年1月後半から、バロン君の学業を優先しニューヨークに住んでいた4月までの約3ヶ月の間、エアフォースワンに合計21回乗ったという。行き先の大半は、ニューヨークやワシントンD.C.、フロリダだった。

この巨額な費用に批判の声も上がっているが、同紙は、現在のところ、この3か月間に「不適切な」移動が行われたことを特定できる証拠はないと伝えている。

これに対し、米空軍の広報担当であるエリカ・イェプセン氏は、「米空軍は納税者の良き執事役として機能し、任務の発生場所、内容、対象を問わず、与えられたあらゆる任務を果たすように努力していると語った。

今回明らかになった移動履歴はファーストレディの住居が当初ニューヨークにあったことが原因だが、この報告によってミシェル・オバマ前大統領夫人単独の移動費が8年間で2億8,000万ドル(約304億円)だったことも明らかになった。これを年平均に換算すると、35万ドル(約3,800万円)になる。

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