『Forbes』誌の「最も魅力的な女性相続人」の1人に選ばれたこともあるジョルジーナ・ブルームバーグさんは、以前は自分の姓にとらわれないようにしようともがいていた。前ニューヨーク市長で慈善家、億万長者として知られるマイケル・ブルームバーグ氏の次女。この有名な姓を背負って暮らすのは必ずしも簡単なことではなかった。
ジョルジーナさんはまだ19歳の時、ドキュメンタリー『Born Rich』(原題)の中で「姓がブルームバーグなんて悲惨」とこぼしていた(ちなみに、同作には米トランプ大統領の長女で友人のイヴァンカ・トランプさんも出演)。
しかし、やがて自身の生い立ちを受け入れるようになる。
ジョルジーナさんは『Time』誌で、「10代の頃は、姓がブルームバーグであることや、誰かの娘としてしか見られないことが嫌でした。あらゆる形でそのことから逃れようとしていましたね。でも年を重ねるにつれて、自分の目標のために活用できることだと気づき始めました。姓に誇りを持てるようになったんです」と振り返っている。
現在35歳のジョルジーナさんは、4歳のジャスパー君を息子に持つシングルマザー。Instagramに定期的に投稿されている近況を見ていると、公私にわたる充実ぶりがうかがわれる。
ニューヨーク育ち。ニューヨーク州ノースセーレムにある馬術場オールド・セーレム・ファームで乗馬の世界へ入ると頭角を現し、東海岸の主な馬術競技会でベスト・チャイルド・ライダー賞を制覇したという。
背骨を2度骨折したものの世界的な競技会に出場し続けており、弱冠23歳の時に「ライダーズ・クローゼット」という慈善団体まで設立している。意欲的なライダーが乗馬を続けられるよう支援する団体を立ち上げたことを、ジョルジーナさんは大変誇りに感じているそうだ。
「このプログラムを始めたことは、人生の中で特に誇りに思っています。自分で作り上げたものですから。必要性を感じたものが存在しなかったので、実際に作ったんです」と『Time』に話している。
ニューヨーク大学卒で、小説家としても活躍。さらに、米国人道協会と協力してペットの里親あっせんを推進している。昨年には、父親の私有ジェット機を使って、ハリケーン「マリア」の余波が残るプエルトリコから動物を救い出した。
「両親は私に、恵まれていない方々を気遣うこと、謙虚であること、自信過剰になってはいけないということを教えてくれました」と、ジョルジーナさんは米『Business Insider』に語っている。
以下は、そんなジョルジーナさんによるインスタグラムの投稿の一部だ。
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