昨年6月にコスメブランド「KKW Beauty」を立ち上げるなど何かと話題のキム・カーダシアン。そんな彼女のキャリアアップに関連して、またもや騒動が巻き起こっている。
キムは『Vogue India』誌の2018年3月号の表紙を飾ったことを明かしたものの、ファンからの反応は様々だ。
キムは2枚の表紙で肌のあらわな2着のドレスに身を包んでいる。1着は、深く刻まれたネックラインとチェーンストラップが目を引くブラックサテンのドレス。もう1着は、ベルトを締めチュールをあしらったレッドのワンショルダードレスだ。
雑誌の中でも、ゴールドのドレスのファスナーが開いて脱げ落ちそうなショットや、インドの民族衣装であるレヘンガをまとった姿など、3人の子どもの母親であるキムは様々な着こなしを披露している。
多くのファンは、キムの写真の美しさは認めつつも、インドの雑誌の表紙をまたしてもインド人でない人物が飾ったことに反発している。キムの異父妹ケンダル・ジェンナーが同誌昨年5月号の表紙に起用された時も物議を醸したが、そのことまで持ち出して批判する声も少なくない。
ある人は、「カーダシアン姉妹に対して悪意はないけど、本当に誰もインド人の表紙モデルを見つけられなかったの? ケンダルの次はキム?」とツイート。
「キム・カーダシアンへの抵抗はないけど、『Vogue India』は、褐色肌の女性で自分たちの"雑誌"を飾らないことを繰り返して、完全に墓穴を掘ってるわ。不当な選択の悪循環を続けてる。ファッション文化をホワイトウォッシュするのはやめて」とつぶやいている人もいる。
別のTwitterユーザーは、キムが写真でレヘンガを着ていることに対し、「レヘンガ姿のキム・カーダシアン? とんでもないよ。『Vogue India』はインド人女性の表紙モデルを本当に1人も見つけられなかったのか?」と不快感を示している。
キム・カーダシアンも『Vogue India』も、今回のキムの起用を巡る騒動についてまだコメントを発表していない。キムが『Vogue』誌の表紙を飾るのはこれで7度目だが、インド版の表紙には今回が初登場となる。
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