たくさんの子供たちが、いつか宇宙飛行士になるという夢を抱いているが、中には、チャンスや助けが無い事で宇宙への夢を諦めてしまう子供もいる。しかし、この教育プログラムは、学生たちに宇宙で自ら実験をするための環境を与える事で、この現状を変えようとしている。
「エンタープライズ・イン・スペース(EIS)」は、若い学生たちが宇宙環境で研究を行い、宇宙開発に貢献できるようにするための教育プログラムだ。
未来の科学者たちは、EISのプログラムを通して、宇宙に自分の実験材料や装置を送る事が可能だ。それを宇宙へと送るのは、同プログラムのために開発が進められているオービター「NSS エンタープライズ」で、1度に最大で100の研究プロジェクトを宇宙に送れるという。
同プログラムのチーフサイエンティストであるAmir Caspi博士によると、微小重力が植物などの小さな有機体に与える影響や、地球の磁場、宇宙空間の粒子など、低軌道の環境で考え得るありとあらゆる事が実験の対象になるという。
Caspi博士は、同プログラムについて、「これは、自分の周りの世界についてもっと学びたいと願う若者に期待する、一流の科学者やエンジニア、教育者たちが連携した取り組みです」と語り、次のように続けた。「あなたがもし、12歳で宇宙に記録を残せたとしたら? EISでは、それも実現可能な夢なのです」
宇宙に挑戦する企業を追うAOLのオリジナル番組『Space Pirates』の映像(英語)も是非ご覧頂きたい。
■参照リンク
http://www.aol.com/
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コメント
コメントを書くどう考えても船名が狙ってるよなぁ…