実は皮肉屋ミック・ジャガー？愛の直筆ラブレターがオークションへ
ローリング・ストーンズのミック・ジャガーが元恋人のマーシャ・ハントに宛てた手紙が来月ロンドンでオークションにかけられることが、ロンドン＜AP＞の報道によって明らかになった。
マーシャはストーンズのヒット曲「ブラウンシュガー」のモデルとなったアメリカ人女性で、ジャガーとの間に一子を儲けている。尚、今回出品される10通の手紙は、ミック・ジャガーが映画『太陽の果てに青春を』の撮影現場からマーシャに送ったものだとされている。
マーシャは、この手紙は2人の恋愛関係の歴史を振り返るものであると同時に、当時の月面着陸やジョン・レノン、オノ・ヨーコなどについての考えも書かれているとし、「イギリスのバンドがカルチャーそして政治の面で世界的に影響を与えてきた理由についての研究を行う際に、ミックの書いたこれらの手紙は重要な資料になることでしょう」とコメントしている。
またオークションを行うサザビーは1969年に書かれたこれらの手紙について、「世間が知っている彼とは違う一面が確認できます。自己完結型で叙情的でありながら、皮肉な部分もかなり強い。そんな彼の性格を知ることになるでしょう」とコメントしている。これらの手紙は12月1日に出品される予定で、価格は7万ポンド（約910万円）から10万ポンド（約1,300万円）の値がつくだろうと言われている。
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