ニューヨークのセントラル・パークに突如オシドリが姿を現し、話題を呼んでいる。
とても鮮やかな姿のオシドリは、日本などの東アジアに生息し、米国ではカリフォルニア州やノースカロライナ州で少数が繁殖する。そのため、このオシドリが一体どこから飛来したのかと専門家から疑問の声が出ている。
オシドリは、この歴史ある公園の池「ザ・ポンド」で10月10日(現地時間)に最初に目撃された。オシドリを捉えた画像や映像がツイッターにアップされると、このオシドリがどういう経緯でこの池に住み着いたのかという疑問の声や、安全を心配する声が多く挙がった。
すっかり人気者となったオシドリは一時姿を消し、天敵に狙われてしまったのではないかと懸念されたが、先日、数回にわたって公園内の別の場所で目撃された。
ニューヨーク市内4つの動物園を管理する野生動物保護協会(WCS)のクレイグ・パイパー氏は、このオシドリは同市内の動物園から逃げ出した物ではないと明かしている。
また、ツイッターアカウント、「Manhattan Bird Alert」のデビッド・バレット氏は、ニュージャージー州などの近隣地域から飛んできた可能性や、ペットオーナーがこの外来種を野生に離してしまった可能性を指摘する。
役者やライターになる夢を追いかけてこの地にやって来たのか、このオシドリがニューヨークに来た理由は謎に包まれたままだが、ニューヨーク市の担当者によれば、同市は怪我を負ったりしない限り、オシドリを捕獲する予定はないという。
バレット氏は「開放的な水辺があればうまくやっていけます。セントラル・パークのザ・ポンドなら、とても幸せに生きていけるでしょう」と『New York Times』に語った。
■参照リンク
http://www.aol.com/
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