Psyche-mothさん のコメント
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今回は、ユニークで素敵な馴れ初めを持つ、とある夫婦のエピソードをご紹介しよう。
米イリノイ州在住の女性、ヘザー・クルーガーさんは、2014年3月にステージ4の肝疾患と診断され、病状が悪化する一方だったため、生体肝移植のドナーを探し始めるよう医師からアドバイスを受けた。その話を聞いたヘザーさんのいとこの仕事仲間である男性、クリス・デンプシーさんは、ためらうことなく肝臓の一部を提供するよう名乗り出た。
クリスさんは、米ニュース番組『Today』のインタビューでこのように語っている。「彼女が置かれている状況を聞いた時、自分に置き換えて考えてみました。もし彼女が自分の家族だったら、自分も助けてくれる誰かを探し出したいはずです」。
クリスさんは、自身の肝臓の55パーセントを移植する事になるにもかかわらず、全く見知らなかったヘザーさんのために肝臓の提供者として適しているかどうか、進んで検査を受けたという。
「母親は最初心配しているようでした」とクリスさんは振り返り、次のように続けた。「私が見知らぬ人に何故このような事をするのか、理解しかねる人もいましたが、時が経つにつれ、意見を変えて、私は素晴らしい事をしているのだと理解してくれました」。
結果として、クリスさんは、提供者として適していると判断された。2人は、8時間におよぶ移植手術を受け、2カ月の回復期間を共に過ごしたのだが、その後、2人はデートし始め、周囲を驚かせた。
「彼がいなければ、私の命はクリスマスまで持ちませんでした」。ヘザーさんは、『ABC News』のインタビューでこう語っている。「献身的で勇敢な、健康そのものの彼ですが、これまで私の事を知りませんでした」
そして、2016年10月、2人は婚約。結婚式には彼らの医師や、病院のスタッフが出席したという。2人を紹介し、結果として、恋のキューピッドとなったヘザーさんのいとこは、介添人を務めたそうだ。
ヘザーさんは、結婚式の日に、クリスさんにこう伝えたという。「あなたは、私がこれまで会った中で、最も信じられないほどに素晴らしい人物です。私の事を信頼してくれて、毎日最高な気分にさせてくれます。あなたがいるから、私は笑ったり、笑顔になったり、再び夢を見る事が出来るのです」。
■参照リンク http://www.aol.com/
■関連ビデオ
日本だって、そうじゃん。
ていうか、むしろ欧米だと
ドナーにもリスクを伴う生体より脳死移植のがメインだけど、
日本は生体肝移植のほうが圧倒的多数で
親族内から適する提供者を見つけられないと厳しい。
(倫理規定で提供者は親族に限ることになっている。)
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