米ハーバード大学の有名な風刺雑誌で、創刊143年の歴史を持つ学生誌の『ハーバード・ランプーン』は、アンネ・フランクが際どい水着を着たコラ画像を掲載したことを謝罪した。
同誌には、「エイジングのバーチャル技術で、アンネ・フランクがもし亡くならなかった場合の見た目を作成。これを、ホロコーストが最悪な理由のリストに加えよう」というタイトルと共に、ビキニ姿のアンネ・フランクの画像が掲載された。
「ハーバード・ランプーンはゴミ」The Harvard Lampoon is garbage pic.twitter.com/q4BAUS4ibI - Cat Zhang (@CatZhang1) 2019年5月13日
数多くのハーバード大学の学生から批判が殺到する中、米国のユダヤ人団体、名誉毀損防止同盟(ADL)のニューイングランド支部がこれを批判するツイートを投稿する事態に発展した。
「ハーバード大学の『ハーバード・ランプーン』が、アンネ・フランクの下品で、不快で、性的なミーム画像を掲載したことは、一切面白くありません。この画像は、彼女の記憶や多くのホロコースト犠牲者を傷つけるものです。集団虐殺を矮小化することは、反ユダヤ主義者やホロコースト否定派の思うつぼとなります。早急な謝罪が必要です」Nothing funny about @Harvard@harvardlampoon publishing vulgar, offensive & sexualized Anne Frank meme that denigrates her memory & millions of #Holocaust victims. Trivializing #genocide plays into the hands of #antisemites & Holocaust deniers. Immediate apology needed.
- ADL New England (@ADL_NewEngland) 2019年5月13日
これを受け、『ハーバード・ランプーン』は、ウェブサイト上で謝罪文を掲載。同誌の編集者らは、人々を「どれだけ傷つけてしまったか」を理解しており、「自分たちの行為に責任を持つ必要がある」と認めた。
また、「画像を作成し、最新号に載せることを許してしまった不注意について、個人としても、組織としても謝罪します」とし、このように続けた。「私たちが引き起こしたいかなる損害についても謝ります。また、『ハーバード・ランプーン』はあらゆる形の反ユダヤ主義を糾弾することを断言し、強調します」。
さらに、同誌は、謝罪文の中で、現状の編集工程には「十分な編集者の監視」が欠けていることを認め、「今回のようなコンテンツの掲載を防ぐため」、その編集工程を改める予定だという。
『ハーバード・ランプーン』による謝罪を受け、ADLニューイングランド支部長、ロバート・トレスタン氏は、CNNのインタビューで、「私たちは、『ハーバード・ランプーン』が謝罪をしたことや、画像が起こした影響について認めたことに感謝します」とコメントし、こう続けた。「メディアは、反ユダヤ主義を避けるよう対策を確保する義務があります」。
■参照リンク
http://www.aol.com/
■関連ビデオ
「風刺雑誌」ということは元々こういうコラ写真が多いのだろうし「風刺がダメ」ってわけじゃない。今回のコラで何を皮肉にしてるか、だよな。結果的に謝罪してるしいいんでない?
色々敏感な部分を敢えてチョイスした意味が分からない、批判されるの分かり切ってると思う。 せめて自国の誰かでやるなら分かるけど…向こうからすれば「他人が変なとこに変な形で首突っ込んできた」ってだけでも良い気はしないだろうし。 「批判を恐れず」とは言うけど、「(我々は色々分かってるから)何でもジョークにするよ」って言うのでは、ただの迷惑集団だと思う。
ハザール人顔真っ赤
めっちゃいい体してたわ
雑すぎて吹いたわwww
アンネ・フランクとムチムチボディのコラがまずネタとして駄目。それに、日本だとアンネがナチスに捕まって雌豚肉便器堕ちにされる薄い本もあるぞ。ユダ公どもはそっちに怒れ。
とはいえ、被害者意識の強い連中ってのはどこでも同じなんだなとは思った。雑コラだけどナチス否定側だし、そんな怒り狂わなくてもなぁという感じ。
「名門私立大学ハーバードの学生」としてやったのがダメなんだろ
まぁアメリカの名門も金次第で「卒業」与えるようになってきてるし
今更「質」をどうこう言っても遅いが
こういうのでここまで怒ることないだろって人
想像力欠けすぎだろ
なんでもナチのせいナチが悪かったで済まそうとしてるけど、本当のナチスの罪は手を付けておきながらユダヤを絶滅しきれなかった事。今日の世界見れて少しでもリテラシーあればバカでも判る筈なんだけどねぇ・・・。