iPhone米カリフォルニアにてiPhone 6が爆発し、その原因をアップルが調査中であると報じられています。海外ニュースメディア23ABCによると、11歳の少女が持つiPhone 6が爆発し、火事になりかけたとのこと。彼女が寝室でiPhone 6を手に持っていると火花が散り始め、毛布の上にそれを投げると(炎の熱で)穴が空いてしまったと述べられています。

爆発したというiPhone 6は、少女がYouTubeを観たり、ときどき弟たちがゲームを遊ぶ程度だったと語られており、特に変わった使い方や改造などは行われていなかったようです。

少女の母親はアップルの公式サポートが電話すると、燃えたiPhoneの写真とともに本体をサービスセンターに送るように指示されたとのこと。さらにアップルは爆発した原因を調査中であり、少女には新品のiPhoneを提供すると述べたそうです。

この件につき、アップルは公式な回答を発表していません。ただし一般論として、アップル非正規品の充電ケーブルを使用したり、正規サービスプロバイダ以外での修理や外部からのダメージによりiPhoneが発火する可能性があると語ったとのことです。

しかし少女は、そんなことはしていないと主張、その上でiPhoneが故障したのはそう悪いことではなく、もっと家族と過ごす時間を長くしたいという趣旨を述べています。

iPhoneが発火したという報告は今回が初めてではなく、過去にもポケットの中でiPhone 5cが爆発してズボンが燃えた充電中のiPhone 7 Plusが火を噴いたiPhone XS Maxが爆発してズボンに穴が空いたなどの事例が伝えられていました。

今のところ爆発の原因は不明ですが、スマートフォンの発火は内部のデータの損傷や人体への被害を招く危険もあり、メーカーから新品の提供があったとしても補いきれるものではありません。iPhoneユーザーであればMFi(Made for iPhone/iPad)認証を取得し、安全性が保証されたアクセサリを使ってリスクを減らしたいところです。

この記事はEngadget 日本版からの転載です。
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