Beyond MeatやImpossible Foodsといった米国企業が主として牛肉を模倣しているのに対して、このマレーシアのスタートアップは、植物由来の代替豚肉を先駆けて開発している。豚肉は、同社の初期ターゲット地域でもあるアジア市場で特に需要が高い。数カ月以内に香港で販売を開始し、その後シンガポールにも進出する予定だ。
この製品は小麦、シイタケ、緑豆などさまざまな植物を使用して豚肉の味と食感を模倣している。同社は香港拠点のエンジェル投資家から支援を受けており、ネット通販からスタートして、約5カ月後に地域のスーパーマーケットに展開する。
Phutureの主な特徴はサステナビリティー(持続可能性)で、中国を始めとする人口増加に悩んでいる地域では特に重要な問題になりつつある。価格面では実際の豚肉製品よりも安くすることを目指しており、倫理的、環境的な問題が最優先ではない消費者に対するアピールポイントになるに違いない。
この食品はハラール認証済みであり、マレーシアとシンガポールでは重要な特徴だ。同社はユダヤ教戒律に基づくコーシャ認証の取得や、鶏肉、羊肉の代替品なども検討している。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )
この記事はTechCrunch Japanからの転載です。
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コメントを書く中華人民向けの「肉」なら有り余ってるしー