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新Kindle Oasisは「唯一の欠点」さえ気にならなければ神機
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新Kindle Oasisは「唯一の欠点」さえ気にならなければ神機

2019-08-15 10:30
    engadget
    アマゾンのE-Ink電子書籍リーダー最上位モデル「Kindle Oasis」に新モデルが登場しました。価格は2万9880円〜(税込)と前モデルより若干廉価。早速実機レビューをお届けします。

    Kindle Oasisは、E-Inkディスプレイを搭載した電子書籍リーダーです。E-Ink搭載Kindleの最上位モデルで、画面サイズは7インチとシリーズ中最大。LEDの個数も25と他のKindle(5個)の5倍に達するなど、E-Inkリーダーとしての最高性能を追求しています。新モデルでは、スクリーンの色調をホワイトから暖色のアンバーへ変更できる色調変更ライトを新搭載。iPhoneのNight Shiftのように日の出や日の入りの時刻に合わせて自動調整できるため、夜間は暖色で表示するなどして目に優しい読書体験を実現します。また、E-Inkを改良したことで、より早いページめくりに対応しているとのこと。

    いざ新モデルの実機に触れてみると、外観は先代と瓜二つ。先代と共通の使用感となりますが、やはり7インチという大画面での読書は快適です。

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    バックライトが他のKindleシリーズより多いため視認性も抜群。書籍の試し読みや購入も端末だけで完結するAmazonのエコシステムを利用できる点もあわせ、3万円という出費を惜しまなければ、今現在選びうる最高の電子書籍リーダーと言っても過言ではないでしょう。

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    新モデルの最大の進化点は、ディスプレイの色温度を自在に変更可能になった点です。画面の色温度を24段階で細かく調整でき、日の出・日の入に合わせて自動調整できます。先代のディスプレイは夜間だと青色成分が眼に刺さる感覚がありましたが、新型ではより温かみのある色調で、まるでオレンジ色の電球の下で本を読んでいるかのような感覚を味わえます。

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    なお、もう1つの進化点であるE-Inkの応答速度の高速化により、ページ送りは確かにキビキビしていますが、E-Ink特有の残像感はまだまだ残っています。

    engadget

    Oasisシリーズの特徴であるIPX8等級の防水性能も前モデルから継承。水深2mの真水に最大60分間の浸漬に耐えられるため、風呂やプールサイドでの読書にも向きます。

    なお、実機に触れてみた感想としては、先代Oasisから乗り換えるほどの進化ではないという印象です。とはいえ、現在、Kindle Paperwhiteなど下位モデルを使っていて、買い替えを検討している方は、3万円と高価ではあるものの、購入すれば確かにその価値を感じられる端末だと思います。

    "唯一の欠点"はmicroUSBを採用すること

    一方、筆者の個人的に残念な点がありました。それは端子がレガシーなmicroUSBということ。

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    筆者は身の回りの製品からmicroUSBを廃して久しいのですが、本機のためだけにmicroUSB充電環境を用意する必要があるのは結構不便です。次期製品でUSB-Cに刷新されるなら、それまで待つのが得策だと感じました。とはいえ、microUSBでも特に構わないというユーザーにとっては問題ないでしょう。

    本製品の本体価格は、ロック画面に広告が表示されるモデルの場合、8GBで2万9880円、32GBで3万2980円。広告非表示モデルの場合、8GBで3万1980円、32GBで3万4980円。また、無料4G付きで広告なしの最上位は4万980円となっています。

    この記事はEngadget 日本版からの転載です。

    RSSブログ情報:https://news.aol.jp/2019/08/14/kindle-oasis/
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