芸術家がサッカースタジアムのフィールドを木で埋め尽くし、森に変身させるインスタレーション作品を展示している。

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"For Forest - The Unending Attraction of Nature(森のために:終わりのない自然の魅力)"と呼ばれるこの作品は、スイスの芸術家、クラウス・リットマン氏が地球温暖化や森林などの自然破壊に警告を発するために作成したもので、オーストリア・クラーゲンフルトにある「ヴェルターゼー・スタジアム」が、16種類、計約300本の木々で埋め尽くされた。

同作品のルーツは、約50年前にまで遡る。リットマン氏は、オーストリアの画家/建築家、マックス・パイントナー氏が1970年~71年に描いた暗黒郷のドローイングを土台に作品に取り掛かったという。そのドローイングには、スタジアムに集まった大勢の観客が、フィールドに植えられた木々を見下ろす姿が描かれている。

リットマン氏の狙いは、「私たちの自然への見方に疑問を持たせる」ことや、このような森林は「いつか、特定の場所でしか見られないようになるかもしれない」と警告することにあるという。

木々は、9月8日(現地時間)から10月27日まで展示が行われた後、スタジアム近くの場所に再び植えられるとのことだ。

■参照リンク
http://www.aol.com/

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RSS情報:https://news.aol.jp/2019/09/09/forrest-growing-in-soccer-stadium-worthersee-football-stadium-klaus-littmann-austria/