武田弘暗さん のコメント
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米国では、9月初め頃、カレッジフットボールの新シーズンの開幕前になると、毎年各大学のカラーのグッズを身に着けるイベント「College Colors Day」が開催される。同イベントに参加した、フロリダ州にある小学校、アルタモンテ・エレメンタリー・スクールの先生、ローラ・スナイダーさんは9月4日(現地時間)、4年生の男子児童が、大好きなテネシー大学のチーム「テネシー・ヴォランティアーズ」の自作のロゴを紙に描き、オレンジ色のTシャツに貼った所、そのデザインが原因で女子生徒にからかわれ、泣いてしまったエピソードをフェイスブックでシェアし、大きな反響を呼んだ。
スナイダー先生は、この投稿の最後の方で、「テネシー大学のTシャツを男子児童にプレゼントしたいと思うのですが、どなたか大学の関係者の方はいらっしゃいませんでしょうか。この男子児童にとって、この件を少し特別な物にしてあげたいのです」と綴っていた。
すると、テネシー大学の関係者やこれに共感を持った人たちから大学のグッズや温かいメッセージが多く届いたのだが、テネシー大学から、何とも粋な計らいがあったのだ。
テネシー大学は、何と、男子児童のデザインを公式Tシャツとして採用。オンラインで販売し、売り上げを直接、いじめ撲滅を訴える団体「STOMP Out Bullying」に寄付すると決めた。そして、さらに同大学は、この男子児童に、"名誉入学"の権利を提供し、4年間の奨学金を全額支給すると公式サイトで発表したのだ。
テネシー大学は、次のように発表している。「テネシー大学は、『UT(The University of Tennessee)』Tシャツを自作した若いヴォランティアーズ・ファンの道を照らします...。この4年生児童の『ヴォランティアー』の精神を認めて、2032年度卒業予定生に加わるための名誉入学を提案します」。そして、このように続けている。「さらに、男子児童がテネシー大学への入学を決め、入学資格を満たした場合、2028年秋から授業料と諸経費を含めた4年間の奨学金を与えます」。
■参照リンク http://www.aol.com/
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