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10月1日より「キャッシュレスポイント還元事業」がスタートします。来年6月30日までの期間限定で、LINE PayやPayPay・Suica・各種クレジットカードなどで決済することで、5%または2%が還元されます。その概要をポイントを絞ってお伝えします。
●対象は「キャッシュレス還元マーク」のある中小店舗
キャッシュレスポイント還元に対応する店舗は、下記「キャッシュレス還元マーク」のある中小店舗や大手チェーン傘下のフランチャイズ店舗(コンビニなど)、およびAmazonや楽天などのECモール上で展開する小規模ECに限られます。大手スーパーなど大規模店舗での決済は対象外です。
還元率は中小店舗が5%、大手チェーン傘下のフランチャイズ店舗が2%となっており、店頭のマークに還元率が記載されています。
なお、政府は対象店舗を一覧できるスマートフォンアプリ(iOS / Android)を用意。また、ブラウザからも対象店舗を地図で確認できます。
なお、現時点では店舗の認定作業が追いついておらず、対象店舗は10月1日以降も順次増える見込みです。
●Suicaなどの交通系電子マネーは準備が必須
各種クレジットカードやLINE Pay・PayPayなど、交通系以外のキャッシュレス決済手段の多くは、事前準備不要でポイント還元を受けられます。
注意が必要なのはSuicaやPasmo、ICOCAなどの交通系電子マネーです。Suicaの場合はJRE Pointの登録が、Pasmoの場合はこちらのウェブサイトから事前登録が必要です。
なお、今回のキャッシュレス・ポイント還元事業に参加する交通系ICは「Suica」(キャンペーン詳細)、「PASMO」(詳細)、「manaca」(※一部対応、詳細)、「ICOCA」(詳細)、「nimoca」(詳細)、「SUGOCA」(詳細)、「PiTaPa」(詳細)の7種類。JR東海の「TOICA」やJR北海道の「Kitaka」、福岡市交通局の「はやかけん」は参加していません。
●コンビニは即時2%割引で対応
還元率2%となる大手コンビニ4社(セブン−イレブン・ローソン・ファミリーマート・ミニストップ)は還元がイレギュラーとなり、各決済事業者のポイント還元ではなく「即時2%割引」で対応します。このため、決済事業者からのポイント還元を待つ必要なくお得になります。
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下記が各種電子マネー、クレジットカード還元一覧です。各事業者ごとに還元上限や還元方法が異なるため注意が必要です。
▼主要電子マネーの還元一覧
▲PASMO、Suica、manaca、ICOCA
▲LINE Pay、PayPay、Origami Pay
▲楽天ペイ、メルペイ、au Pay
▼主要クレジットカードの還元詳細
▲UCカード、楽天カード、アメリカン・エキスプレス
▲イオンカード、オリコカード、セゾンカード
▲JCBカード、ジャックスカード、TS CLUB CARD
▲MUFGカード、DCカード、NICOSカード、三井住友VISAカード
(更新)コンビニの即時割引について追加
この記事はEngadget 日本版からの転載です。
RSSブログ情報:https://news.aol.jp/2019/09/30/5/
コメント
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クレカはともかく、それ以外は顧客情報流出などしたポイントじゃないか。要は使わせるためにバラマキやってるってことでしょ。
ああ、これ、デビットカードは対象外だったのか……うっかりしてた。
ちりつもとはいえ、数円のポイントに一喜一憂する愚か者どもはホントに金しか見えていないんだな、てことが分かる事業政策。