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米国の小学校4年生の女子生徒が、宿題として出された、ある算数の問題が不適切だと物申し話題を呼んでいる。
米テレビ局、KSTUが伝える所によると、ユタ州マレー市の小学4年生、リズム・パチェコさん(9)は、算数の宿題に取り組んでいた際、「右の表は、3人の4年生の体重を示しています。イザベルさん(※女性名)は最も軽い生徒よりどのくらい重いでしょうか?」という問題があり、疑問に思ったという。
リズムさんの母親、ナオミさんが同局に語った所によると、リズムさんは、この問題が「ボディシェイミング(体型の侮辱)」を助長しているとして、どうしてもこの問題を解こうとしなかったという。
リズムさん本人は、次のように語っている。「(前述の問題が)侮辱的だと思った。女の子はお互いを比べ合うべきじゃないから嫌だった。算数の問題だとは分かっているけど、あれが本当に大丈夫だとは思わないです」。
そこで、リズムさんは、問題を丸く囲い、「何!!! これは侮辱的! 失礼だから答えません」と書くことに決めたのだ。
リズムさんは、先生に宿題を提出した後、次のようなメモを渡したという。「失礼かもしれませんが、あの算数の問題は良いとは思えません。人の体重をジャッジしていると思いました。また、答えを書かなかった理由は、ただ問題が良いと思えなかったからです」
リズムさんの母親によると、幸い、先生は理解があり、このリズムさんの決断を支持したという。
「先生や学校などについて言いたいのではないのです。私たち家族は、この学校や地域が大好きです」と母親は語る。
リズムさんの学校の算数のカリキュラム、「Eureka Math」を提供している、マレー市学区初等教育&ラーニングのディレクター、メリッサ・ハミルトンさんは、次のように主張している。「4年生が問題の意図を誤解したのも分かります。しかし、この算数のカリキュラムの中の問題の狙いは、身体のイメージについてではなく、キログラムをポンドにする事でした」。
■参照リンク
http://www.aol.com/
■関連ビデオ
RSSブログ情報:https://news.aol.jp/2019/10/03/fourth-grader-hits-back-at-school-for-assigning-offensive-math-problem-i-dont-think-that-was-really-okayv/
コメント
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他15件のコメントを表示
ポリコレ棒おいしいです
キチンと回答して正解したうえで、問題への疑問を指摘すれば なおよし。
英語圏はアルファベット26文字だけ覚えればいいから漢字圏よりいいね、と言う人がいるが、
スペルを覚えないといけないんだよな。
この女の子が書きたかったのはroodじゃなくてrude「失礼な」だろうな。
この女の子はおっさんの3年間の健康診断時の体重だったら文句は言わなかったのだろうか、となぜか思った(・ω・)まー文句書くくらいならその体重差についての考察を書けばいいのに、と
>>19
やっぱりそうなのかな。rudeのスラングと言うか崩し言葉的なものがあるのかと思った。
主張の是非はともかく、小4でありながら自分の考えをしっかりと持ち、信念を貫いたその勇気と決断力は尊敬に値する。
身長の問題とか出ると心がブルーになる俺氏
小4の頃には既にデブだったけどこの問題出されたとして算数の問題というだけなんだから抗議しようなんて思わんけどなあ・・・。まあ訴訟大国のアメリカやしお国柄なんだろうけど。
なんでメディアが取り上げる事態になってんの?
SNSにアップした?親がメディアに売った?
問題提起なのか、金目当てのいちゃもんか。
9歳にして体重を比べることが侮辱とか思ってるのは、普段どれだけデブデブ言われているんだろう…米国自体日本では考えられないレベルでデブだらけなのに、その中でもという事は相当だ。
教師より先に両親と食事について話し合った方が良いと思う。