レディ・ガガは6つのグラミー賞、数百万人を超える熱狂的なファン、そしてファッションリーダーとしての地位を手に入れているが、さらにもうひとつ手に入れることになるようだ。この度デューク大学の生物学者キャサリーン・プライヤー博士は、19種類が含まれる新たなシダ類を発見し、それら全てにレディ・ガガにちなんだ名前がつけられることが明らかになったのである。
19種類が含まれる新たに発見されたシダ類は、「レディ・ガガ」類とされ、名付け親であるデューク大学の植物標本室の室長も務めるプライヤー博士は、シダの特性そのものがレディ・ガガの名前をつけることを思いつかせたとしている。
「この属をレディ・ガガと呼ぶことにしたのは、彼女の人権平等と、自己表現の自由への熱心な活動にちなんでのことです。新しいシダ類は、彼女にピッタリだと思えたのです」と語るプライヤー博士は、シダ類の再生胞子が男性、女性、そして両性具有にも変化するという特性、さらにはDNA上にはGAGAの文字が浮かび上がる点がガガの名を冠するにふさわしいと話している。しかしプライヤー博士は、今回の命名はシダ類の特性ではなく、レディ・ガガの活動自体によるところが大きいとし、「結局は、彼女の熱心な活動そのものが命 名の理由になっているのです。彼女のセカンドアルバム『ボーン・ディス・ウェイ』は非常に力強く、特にその権利を奪われた人たちやセクシュアル・マイノリティーであるLGBTといったコミュニティ、民族、そして女性へ力を与えていると思います」とコメントしている。
以前にもビヨンセという名前のハエ、ボブ・マーリーという名の寄生虫を紹介した通り、今回ように研究者や学者が植物や生物の新種に尊敬するセレブリティの名前を命名することは少なくないようだ。
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