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銀座や秋葉原、休日の東京ではあちこちから中国語が飛び交い、数年前にはあまり見られなかった中国語のメニューや看板がある光景は、今やお決まりのように日本の街中にあふれている。そしてそこには中国から日本へやってくる中国人観光客が群がり、年間の訪日中国人観光客は100万人を超える。

特に中国の"春節"の時期になると、10万人近くの中国人が長期休暇を利用して、日本へ団体で来ることも多い。もちろんディズニーランドやスカイツリーという定番コースも人気だが、密かに人気が出てきているのが、なんとストリップショーやパチンコや競馬といった「賭博」だそうだ。

折しも中国のブログで、「日中関係が悪化すると、日本のストリップ業界に影響が大きい」という分析をする人が登場。

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ブログの筆者は、公費で大阪にやってきたという中国人に、賭博がなぜ人気なのかを質問。すると、

「中国にはまずストリップショー自体がなく、あったとしても隠れて見る以外方法がない、もし見つかればもちろん逮捕されかねないし、職も危うい。
日本は風俗大国だし、中国と違って性への理解もある。海外に旅行するのは海外の違う文化を楽しむため。ストリップショーもその一つ」

と話したという。ここ最近では観光バスの中でも宣伝をするらしく、多くの外国人観光客が訪れている。

中国人にとって、ストリップショーは「エロ」というよりも、一種の芸術的なショーを見る感覚になるとのこと。はとバスには「吉原ツアー」なるものがあったが、彼らの感覚的には近いものがあるのかもしれない。値段も約3000円から見ることができるため、コストパフォーマンスが良いのだとか。

尖閣諸島の問題が発生して以来、日中の関係が悪くなると、日本から中国への旅行や出張を控えた人や企業は多かったが、反対に日本に来る中国人観光客も激減。日本では、その影響が賭博やストリップ業界に"不況"を巻き起こすのだという。

ブログの筆者が調べた劇場では、これまで年間2億円売上があったものの、海外観光客が減ったため、昨年は1.4億円にも下がったとのことだ。ストリップショー業界は、ただでさえ不景気で来客数が減り続けているところ。中国人のような海外顧客の集客が、重要な生き残りの鍵となっている。


参考リンク
日中関係悪化が日本のストリップ業界を衰退させる?中国観光客が日本へ行く理由の一つ(中国新聞)
http://bbs.chinanews.com/web/blog/2013/0403/32872_3.shtml 

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