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果てしない論争が続く、乙武洋匡氏の「隠れ家イタリアンレストランで食事ができなかった」問題。乙武氏が、楽しみにしていたイタリアンレストランに女性と2人で向かうも、エレベーターが使えなかったり、レストランの人手が足りないなどして店での食事がかなわず、連れの女性は泣き出し、それを見て昂奮した乙武氏は店名を実名でツイートしたという事件である。

乙武氏とレストランが双方のTwitterおよびブログで経緯を説明し、当事者同士のすれ違いは収束に向かうかと思われたが、論点はバリアフリーについての考え方と社会のあり方に発展し、ネット上で議論が続いていた。

すると今度は「当日現場に居た者ですけど、異論ある?」という人が登場し、また新たな火種となっている。

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■当日現場に居た人からのツイート

5月30日、「千葉県八街市・シェフズ ガーデン エコ ファーム アサノ農夫の今村です」と名乗る今村タイチ(@GOEN_GmbH)氏が、「拒否問題で店主は下まで降りて来て丁寧にお断り、しかし同伴の女が何故か泣き出し、逆上した彼方は『世間に広めてやるー!』と。当日現場に居た者ですけど、異論ある?」と乙武氏にツイートしているのだ。

氏は野菜をレストランに卸す立場の人らしく、6月2日時点で乙武氏からの返信はないようだが、Twitterや2ちゃんねるでは

「店員に偉そうにする事がカッコイイって思ってる男の人っているよね」
「そもそもは乙武が事前確認を怠ったことが事の起こりなわけでどっちもどっちですらないわなw
そしてその場で済ましとけばいいものを後でネットで店名晒して信者に突撃させた行為ではてもじゃないが擁護できん」

など、改めて議論となっている。
■取り返しのつかない「実名ツイート」

ここでの論点とされているのは、バリアフリーについてではなく、少なくとも社会的にはある程度知名度のある人物が、クレームを「実名でツイートする」ことの是非。多くは「経緯や双方の言い分はどうあれ、実名での"晒し"は大人気ない」といったものだ。

どのような経緯でツイートしたとしても、そして乙武氏がその後反省したとしても、取り返しがつかないことなだけに、改めてネット上での発言力の大きさが証明される事態となったわけだが、有名無名にかかわらず、基本的にTwitterでの発言は、いつ誰に読まれるかわからないもの。改めてTwitter上での発言には慎重にならなければならないと認識したユーザーもいたのではないか。

なお、「バカッターソースを信じちゃうの?」「別に乙武を擁護するわけじゃないけど、そもそもソースが怪しさ全開なのに、そのソースを信じこんで乙武叩いてる奴が沢山沸いててゾッとした」など、"釣り"ではないかという意見もあるが、

「釣り用に用意したアカウントにしては用意周到すぎるなあ。
フォロー数もツイート数も多い。これ、釣りじゃないのかも」
「釣りにしてはデカすぎだろ」

と、釣りではないとの見方が強いようだ。

確かにTwitterでは何が真実なのか判断が難しいだけに慎重な声も多く、「捏造だ」と今村氏にからむユーザーもあらわれた。しかしこのユーザーについては「横から失礼します。今村さんが目撃していたのは事実です。確かな証拠があります。が、Twitterで証拠を出すと今村さんに御迷惑がかかるので...。信じる信じないは、あなたの勝手ですが」ととりなす人もおり、新展開を迎えている。

ほとんどミステリー小説並みに「何が本当か」「どうすべきなのか」が論じられているこの事件。一体どこまで続くのか...。


【関連記事】
・@GOEN_GmbH Twitter
https://twitter.com/GOEN_GmbH/status/340115532596514817
・入店拒否騒動の乙武さんがモンスタークレーマー()だった件 (`・ω・´)(ログ速)
http://www.logsoku.com/r/news/1370162047/ 


■関連リンク
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