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金森・達川・宇野、二岡モナの五反田ラブホ騒動に野球人気回復のヒントあり
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金森・達川・宇野、二岡モナの五反田ラブホ騒動に野球人気回復のヒントあり

2013-06-20 12:30
    Filed under: 国内, スポーツ, デイタイム, アフター5, プライムタイム, トピックス, トレンド

    昨今のプロ野球中継はカメラの技術が発達し、視聴者を満足させている。高性能スロー再生で、投手の球の握りまできちっと見せてくれる。スライダー、ツーシーム、フォーシーム・・・何を投げたかがハッキリとわかるのだ。データ分析も充実し、打者が打席に立てば、9分割されたチャート表が出てきて、「内角低めは3割4分と強いけど、内角高めは2割3分と弱いんだな」とパッと目に入れてくれる。

    野球マニアにとっては、地上波で毎試合巨人戦が放送されていた頃の中継と比べても、楽しみが倍増したはずだ。しかし、野球中継で野球のことばかり話しても、野球ファンはそれ以上増えやしない。これがCS中継であれば、それで構わない。もっとも、製作費の潤沢な地上波中継だからこそできるのだが...。

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    今の野球中継に必要なのは、選手の野球とはあまり関係のない情報である。昭和の頃、王貞治を知らない日本人はほとんどいなかっただろう。だからといって、誰もが野球中継を通じて知ったとは限らない。「ああ、ナボナのおじさんか」とコマーシャルを観て覚えた層もいるはずだ。昭和50年代に入ると、『珍プレー好プレー』が放送され始め、「野球中継は好きじゃないけど、珍プレーは毎回観る」という人たちもいた。
    そして、

    金森(西武)・・・「デッドボールばかり当たる人」
    達川(広島)・・・「当たってないのにデッドボールを主張する珍しい人」
    宇野(中日)・・・「野球にヘディングを導入した人」

    といったスターが誕生して行ったのだ。
    それに比べて、最近のメディアはどうも野球好きのための情報しか流さなくなっているように思える。もちろん、細か過ぎるデータ分析や高性能スロー再生を止める必要はない。もっと選手のパーソナル情報を増やすべきなのだ。

    近年でいえば、二岡智宏(巨人 日本ハム)は「山本モナと五反田の9800円のラブホテルに行った人」として一般人にも覚えられた。そのような"野球以外のどうでもいい情報"こそ、今の野球に興味のない人間を引きつけるのだ。
    たとえば、阪神・柴田を紹介する際、「俊足巧打の外野手」と話すよりも、「マラソンの川内優輝選手に似ています」と画面に顔のアップを出したほうが覚えるのである。そのうえ、アナウンサーが「このあいだ、柴田に『川内に似てるといわれませんか?』と聞いたら、『おふくろさんの作詞家ですか?』と言われましてねえ。『それは、川内康範ですよ!』『...ああ、マラソンの。よく言われますよ。このまえも、川内選手に間違えられてサインを求められました』と笑っていました」などと放送で話せば、一気に柴田の知名度はアップする。

    DeNAのルーキー・三嶋一輝に触れる場合、「MAX152キロの直球とスライダーが武器です」と話した上で、「好きなタイプはトリンドル玲奈です」(『2013プロ野球全選手カラー写真名鑑』より)と余計な情報も入れたほうが親近感も沸くだろう。メディアの人間が、"野球以外のどうでもいい情報"をもっと取材し、テレビやラジオで流せば、新たなファンを開拓できるかもしれない。

    【参照リンク】
    ・中日ドラゴンズ 宇野勝 - 珍プレー総集編
    https://www.youtube.com/watch?v=88ol0ZQaqHU
    ・プロ野球 詐欺師対決
    https://www.youtube.com/watch?v=cS42YuzA6gg

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