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【動画】海外サイトが選んだスゴすぎるザ・スミスの歌詞
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【動画】海外サイトが選んだスゴすぎるザ・スミスの歌詞

2013-09-18 15:30
    Filed under: Youtube, 国際, カルチャー, 音楽, アフター5, トピックス

    強烈な皮肉と怒り、ひねくれたユーモア満載のザ・スミス(=モリッシー)の歌詞。あまりに強烈な内容のため、アルバムのレコーディング中に歌入れを聞いていたプロデューサーが思わず爆笑してしまった、なんてエピソードがあるほどだ。
    イギリス人ならではの強烈なユーモア・センスと冗談のように美しい描写で埋め尽くされたスミスの楽曲群から、<buzzfeed>が厳選した選りすぐりの歌詞を紹介しよう。

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    ■「Handsome Devil」

    Let me get my hands
    On your mammary glands

    "あなたの乳腺に手を出したい"

    ちょっとオッパイ触らせて、を回りくどく言ってみる。韻を踏んでいるぶんなおさら・・・。そもそも、欲求不満気味の女教師がハンサムな生徒にセクハラされることを妄想している...という倒錯した歌で、おそらくハレンチな女教師をバカにしているのだと思われる。




    ■「Some Girls Are Bigger Than Others」

    As Anthony said to Cleopatra
    As he opened a crate of ale:

    Oh, I say:
    Some girls are bigger than others
    Some girls are bigger than others
    Some girl's mothers are bigger than
    Other girl's mothers

    "アントニーはビールの蓋を空けながらクレオパトラにこう言った
    他の女の子よりも大きい女の子っているよね
    他の女の子のお母さんよりも大きいお母さんもいるよね"

    巨乳もいれば貧乳もいるよね。女の子たちのママも巨乳だったり微乳だったりでいろいろだよね。...という男子の会話がそのまま曲のタイトルになったこの曲。アントニーとクレオパトラのくだりは昔のコメディ映画の引用だが、ビールを飲むシーンは登場しない。歴史上の人物たちも酒が入れば超バカな会話するでしょ? みたいな歌(だと思う)。

    ※イントロで音量が大小しますが仕様です


    ■「Ask」

    Spending warm summer days indoors
    Writing frightening verse
    To a buck-toothed girl in Luxembourg

    "天気の良い夏の日に部屋に閉じこもって
    ルクセンブルグにいる出っ歯の女にあてて
    ゾッとするような言葉を書き綴っている"

    モリッシーはいつも愛されたいくせに、とても女性嫌い。そんなひねくれた愛情と、引きこもりであることを自嘲するような描写を、数行で表現してしまうあたりがお見事。しかも、それをあの優雅な声で歌うものだから素晴らしい。




    ■「Sheila Take A Bow」

    Sheila take a, Sheila take a bow
    Boot the grime of this world in the crotch, dear

    "シーラ、お辞儀を お辞儀をおし、シーラ
    この世にはびこる暗澹の その股間に蹴りをお見舞いしておやり"

    家出願望のある少女に対し「そんなに若いのになんて悲しい歌を歌うんだ君は/今日は家に帰らなくていいから/心から愛する誰かに出会うために出ておいで」と歌うこの曲。これを聴いて涙した少女は大勢いたはず。モリッシーの詞にはマイノリティな青年少女たちを爆笑させるひねくれたユーモアと、彼らを奮起させたり慰めたりできる痛快さが同居しているのだ。



    ■「Nowhere Fast」

    I'd like to drop my trousers to the Queen
    Every sensible child will know what this means

    "僕は女王の目の前でズボンを降ろしてやりたい
    それが何を意味するのか 多感な子供なら知ってるだろ"

    お得意の王室(女王)批判がこちら。小児性愛的描写を含む際どい一節だが、あまりに酷すぎて笑ってしまう。




    ■「Shakespeare's Sister」

    "I thought that if you had
    An acoustic guitar
    Then it meant that you were
    A protest singer"

    "フォーク・ギターで歌う=プロテスト・シンガー、って思ってたんだ"

    ロック好きならニヤリとしてしまうであろう、当時ありがちだった愚かな思い込みを歌の一節に。




    ■「William, It Was Really Nothing」

    How can you stay with a fat girl who'll say
    "Oh, would you like to marry me, And if you like you can buy the ring?"
    She doesn't care about anything...

    "「私と結婚したいでしょ? それなら指輪も買って欲しいんだけど」
    なんてのたまう太った女と一緒にいるなんて、どう考えたって無駄だろ?
    だいたい彼女は自分のこと以外に興味ないんだし"

    モリッシーの女性嫌いここに極まれり。可愛くもないくせに強欲で自分大好きな女は、徹底的にこき下ろして笑い者にしてやるという底意地の悪さと、その圧倒的正しさ。



    ■「Still Ill」

    I decree today that life
    Is simply taking and not giving
    England is mine - it owes me a living
    But ask me why, and I'll spit in your eye

    "与えるのではなく、奪い貰うことこそが人生なんだと たったいま宣言するよ
    そういう意味で言えばイングランドは僕にデカい借りがある 人生っていうバカでかい借りが
    意味がわからないなんて言うやつには唾を吐きかけてやる"

    育った土地への愛憎、恨みつらみが炸裂する強烈な一節。「え、今なんて言った?」と、思わず耳を疑ってしまうほど強烈な歌詞だ。



    【参照リンク】
    ・10 Funniest Smiths Lyrics
    http://www.buzzfeed.com/johnnyr6/10-funniest-smiths-lyrics-arl4

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