アメリカ中西部、森林地帯に生息すると言われている伝説の猿人・ビッグフット。インディアンの間ではサスカッチとも呼ばれ、UMAマニアでなくとも名前は聞いたことがあるだろう、超有名未確認生物だ。
しかし、実はごく最近になって最新映像が公開され、再び論争が巻き起こっていることはご存知だろうか? デジカメが普及している現代だけあってかなりはっきりとした映像なのだが、果たしてその真偽は...?
このたび米ケンタッキー州で撮影されたその映像は、長年ビッグフットの研究に携わってきた獣医師のメルバ・ケッチャム氏によるもの。ビッグフット研究のために自ら遺伝子研究の機関を設立するほどの熱心さで知られている彼女は、「彼らは人間の亜種だと私は考えています。遺伝子研究がそれを証明しています」と考察する。
なんと5年間で50万ドルもの費用を研究に投じ、ビッグフット関連のサンプルを100点近くも採集し分析にかけるという凄まじい研究過程ではあるが、ニューヨーク大学の人類学教授トッド・ディソテル氏はこれを全面否定している。
彼いわく「ケッチャム氏はほとんど笑いぐさだよ」とのことで、「科学的な論拠をもって、学術的な場で正式に発表されたことなんか一度もない、いわばクズ科学。出版されてもいない。何を根拠に主張しているのか皆目見当もつかないよ」と懐疑的どころか、まともに相手にすらしていない状態だ。
ケッチャム氏の他にも、エイドリアン・エリックソン氏が運営する、その名も<エリックソン・プロジェクト>が発表した"雌のビッグフットが睡眠している映像"なるものも最近公開され、彼らの研究の様子を追ったドキュメンタリーも公開されるらしい。これらの活発な動きに触発されてか、他にも複数の自称・研究者たちによる証拠映像が何点か発表されているようだ。
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もちろん、真偽は誰にもわからない。だからこそロマンなのであり、UMAが人々を惹きつけてやまないというのは、そういう理由なのだろう。森に棲むビッグフットたちが自ら出向いてきて、「やあ、人間のみんな」と挨拶でもしてくれれば話は早いのだが...。
【参照リンク】
・Is Bigfoot Real? Some Researchers Say Definitely With New Videos
http://www.buzzfeed.com/rachelzarrell/is-bigfoot-real-some-researchers-say-definitely-with-new-vid
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