人気番組『水曜どうでしょう』をはじめ、数々の映画やドラマで活躍の大泉洋。そんな彼が大の猫嫌いということはファンのなかでも有名な話。バラエティ番組『ほんまでっかTV』に出演した際には、猫嫌いをなおしたいといった相談もしていました。
書籍『男のミカタ1 夢の中まで語りたい』は、雑誌『anan』で好評連載だった、作家・松久淳氏と大泉の対談を新書化したもの。同書のなかでもその猫嫌いエピソードが収録されています。
松久氏が飼っていた猫が人間のトイレに興味があったようで、ある日、水を流した瞬間に便器の中に飛び込んでしまいました。きりもみ状態で便器に巻き込まれている姿をみて「かわいい」という松久氏に対し、大泉はまったく違ったリアクション。「流されちゃえばよかったのに」とつい毒づいてしまいます。
うっかり猫と目が合ってしまったら、3日間くらいブルーになる大泉。猫への恐怖は相当なものです。
「とにかく生まれたときから嫌いで。両親も嫌いだから、似たのかも。細い道や、目線ぐらいの高さの塀とか、猫がいそうなところには近づかないですもん。常に、生活しながら猫アンテナを張ってるんですよ。特に直視だけは絶対に避けたいんで、危険ポイントをチェックするときはなるべく視界の片隅でみる」(大泉)
直視をさける大泉さんは、猫を見るくらいならゴキブリの方が興味があると言います。自身の出身地である北海道にはゴキブリがいないので珍しいかもしれませんが、猫よりゴキブリを選ぶ人はそういません。
「とにかく見た目が気持ち悪いとしか思えなくて、もしくは、僕の前世がネズミだったのかもしれませんね。とにかく外を歩くとき、僕にはずっと"猫がいるかもしれない"という恐怖がありますから。猫がいなかったら、僕の人生はあと1.5倍くらい楽しくなってると思いますよ」(大泉)
こんなにも猫好きが多い世の中で、猫嫌いを堂々と宣言する大泉。「いつか愛猫家に殺されますね」と言いつつも、最後まで猫好きの人をフォローするコメントは出てきません。
今月から始まった『水どう』の新シリーズ。新しいロケ地では猫の存在をかいくぐることができたのでしょうか。気になるところです。
【書籍データ】
・『男のミカタ1 夢の中まで語りたい』 松久 淳 著・大泉 洋著 マガジンハウス
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