ランジェリーのCMといえば、どうしてもセクシーなものになりがち。しかし、オーストラリアでは「性差別を助長しかねない!」として放送禁止になったCMがあった!
このCMはランジェリーのメーカー"Innerware"が展開する、ブラジャー無料試着キャンペーンのPR目的で作られたもの。だが黒の上着こそ羽織っているものの、基本的には下着姿で歩き回り、さらに自動車の修理工場とウブそうな工員の組み合わせと、男性の目線を過剰に意識した状況が違和感たっぷりだったようだ。
【動画】Innerwareのブラジャー無料試着キャンペーンCM
女性「私を"フィット(Fit)"してくださらない?」
Fitには"体に合う""はめる"という意味もあるので、まあ考えようによっては(略)
http://www.nydailynews.com/news/world/video-scandalous-tv-lingerie-advertisement-banned-sexist-article-1.1489516
女性の思わせぶりな外見と誘い文句に対し、オーストラリアの広告基準委員会は「不適切」「性差別的」「悪趣味」と非難。視聴者からも同様の声があがったそうだ。これを受け、Innerware側は「楽しさを求めたのだが、見る人を不快にさせるのは本意ではない。少しセクシー過ぎたかもしれません」とコメントを発表している。ちなみに同社のモットーは"自分の内面を愛そう(Love Your Inner Beauty)"だとか。
内容がやはり過激すぎるのか、それとも一部の人が過敏すぎるのか、世に出ては「セクシーすぎ」と批判されて放送禁止になるCMは後を絶たない。今年の夏にはルノーのCMが同じ運命をたどったばかりだ。
【参照リンク】
・VIDEO: Scandalous TV lingerie advertisement banned for 'being too sexist' - NY Daily News
http://www.nydailynews.com/news/world/video-scandalous-tv-lingerie-advertisement-banned-sexist-article-1.1489516
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