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ヘビーメタルバンド・メタリカ(METALLICA)の激熱ライブとド派手なアクションシーンが融合した新感覚3D映画『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』が11月22日(金)から公開される。

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メタリカは、1983年に『Kill 'em All』でデビューし、セカンドアルバムの『Ride the Lightning』、サードアルバムの『Master of Puppets』で、ヘビーメタル界における確固たる地位を確立。86年にはツアーバスの事故により、ベーシスト・クリフ・バートンを失うという悲劇に見舞われた彼らだが、バンドはその後も猛烈な勢いでファンを獲得し、91年に発売した『METALLICA』(通称「ブラックアルバム」)の売り上げは全世界で3000万枚、全アルバムの売り上げは1億枚以上、グラミー賞受賞は9回に達している。

この映画は、これまでのロック映画の常識とされてきた「ライブ風景を収めた映画」でも、「バンドの姿をドキュメンタリー形式で追いかけた映画」でもない、画期的な構成のもの。映画の中心となるのは、もちろんメタリカの4人のメンバーだが、そこにコンサートの"使い走り"として雇われた青年・トリップ(デイン・デハーン)のストーリーが絡み合い、「大切なものを取ってこい」と命じられたトリップが巻き込まれる命がけの戦いと、メタリカのライブとがシンクロして進行するストーリーとなっている。

映像は全て3D仕様となっており、ライブシーンではジェームズ、ラーズ、カーク、ロバートの4人のメンバーの演奏風景を間近で鑑賞できるのはもちろん、「メンバーがステージ上から見ている風景」を体感できるのも興味深いところ。次々と繰り出される名曲に、拳を振り上げる者、嬌声をあげる者、激しくヘッドバンギングをする者を眺めながら、自分自身がメタリカのステージに上がったような感覚を味わうこともできる。

メタリカファンなら、いや、ロックファンなら興奮間違いなしのこの映画において、ただ1つの不満点があるとすれば、それは映画館で頭を降ったり、叫び声を上げたりすることができぬこと。身体がムズムズすること間違いなしの『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』は、11月22日(金)から3D&IMAX 3Dにて全国公開。

【参照リンク】
・『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』公式サイト
http://metallica-never.jp/ 

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