動物が一心不乱にエサを食べている様子は大抵の場合、見ていて微笑ましいものだ。そんな中、カナダ・バンクーバーの水族館が公開したラッコの映像が話題を呼んでいる。
今年10月、同国ブリティッシュコロンビア州の海で救助されたラッコの"ウォルター(愛称:ウォーリー)"。当時、彼には何者かに撃たれた跡があったというが、現在は水族館の海洋生物保護センターでリハビリを受けているそうだ。
【動画】エサを食べまくるラッコの"ウォーリー"
頭部への銃創が影響し、ほとんど目が見えない状態のウォーリー。しかしラッコに備わっている前足の感覚で"自分が食べられるもの"をしっかりと認識し、摂取している。貝やエビはもちろん、ムラサキガイに巻貝、テナガエビ、アワビ、ウニ、イカ、ヒトデ、魚などを次々と食べていく姿は実に豪快で、フードファイターさながらの食べっぷりだ。
ちなみにラッコには皮下脂肪の層がないので、体温を維持すべく1日に体重の30%にあたる重さの食べ物を摂取するとか。映像を見た人からは、
「尋常じゃないくらい、お腹がすいてきた」
「ラッコが(エビの)頭を食いちぎり、吐き出すのは見ものだね! あと尻尾もさ」
「ウォーリーが生還できて、本当によかった!」
「超かわええ」
「どうやら食欲は取り戻したみたいだね」
「頑張れ、ウォーリー! そしてお前を撃った奴に仕返ししてやれ!」
とウォーリーの食べっぷりを暖かく見守る、好意的なコメントが寄せられている。あとは銃創によって失われた視力が回復することを願うばかりだ。
【参照リンク】
・Rescued Sea Otter Munches His Clams - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=r9dP0YNAeac
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