「女性が勝手にお酒を飲んで酔ってくれる会話術」
男性諸君が喉から手が出るほど欲しがるような、そんな夢のような「会話術」があるといいます。この会話術を伝授しているのは書籍『LOVE理論』の著者・水野敬也氏。
女性が酔えば、あんなことやこんなことができるかもしれませんが、そんな下心丸出しでいる男性の前では、女性は警戒心を強めるもの。次々とお酒を注いだり、おかわりを注文したところで、そう簡単には女性は酔いません。
水野氏が提案するのは、北風と太陽の物語に出てくる太陽の行動。つまり、北風のように強い風をふきつけてコートを脱がそうとしても埒があかないというのです。大切なのは、太陽のように光で旅人を暖めて、自ら進んでコートを脱いでもらうこと。男性がすすめてお酒を飲むのではなく、女性が進んでお酒を飲むようにしむけるのです。
では、どういった時に女性は進んでお酒を飲むのでしょうか。ポイントは「愚痴を言う時」。女性に限らず、愚痴を言ってストレスを発散する時は、ついお酒がすすむもの。ですので、女性が愚痴を言いやすい環境を作りましょう。
水野氏の長年の研究の結果、"ある一言"が起爆剤となって、愚痴を引き出せることがわかったといいます。
それが、「大変じゃない?」。
水野氏は丁寧に使い方も教えてくれています。
男「君、仕事は何しているの?」
女「アパレルの販売員」
男「へえ、そうなんだ。でもアパレルの販売員って大変じゃない?」
たったこれだけなのです。なんともシンプルな使用方法。また、応用編もあり、女性の状況が大変ではない時も使えるというのです。その用例はこちら。
男「今どこ住んでるの?」
女「町田。実家だけどね」
男「へえ、実家なんだ」
女「実家は楽でいいよ。ごはんもお母さんが作ってくれるし。風邪をひいたときも看病してくれたりするし」
男「確かにそういう面では安心だよね。でもさ、実家って、意外と大変じゃない?」
なんと、大変じゃないの上に「意外と」という言葉を組み合わせるだけ。そうすることで、一見大変じゃないことの中にも大変な部分を女性は探し始めるのです。「実家が遠い」「門限がある」といったように、探せば一つや二つの愚痴はこぼれてきます。
つまり、この二つの言葉を駆使することで、女性の愚痴を引き出すことができるのです。愚痴を言い出せばお酒がすすむ、お酒が進めば酔いがまわる。男性は、聞き役に徹することで、目の前の女性を酔わすことができるのだとか。
また、女性が愚痴を言い終えた頃を見計らって言う「殺し文句」も本書では紹介されています。まずは、北風と太陽の太陽になるよう心がけてみてはいかがでしょう。男性諸君の健闘を祈ります!
【書籍データ】
・『LOVE理論』水野敬也著 文響社
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