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『KILLERS』で体当たりのヒロインを演じた高梨臨、「わからない世界に飛び込みたい衝動がある」
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『KILLERS』で体当たりのヒロインを演じた高梨臨、「わからない世界に飛び込みたい衝動がある」

2014-02-08 02:30
    Filed under: 国内, カルチャー, 映画, 深夜, 連載

    東京とジャカルタを舞台に、内なる狂気を覚醒した者たちが殺しに興じる『KILLERS/キラーズ』が評判だ。日本とインドネシアが手を組み、未体験の衝撃描写に腰を抜かすも、ヒロインを務めた高梨 臨は、「それは文化の違いで、面白いことでもあります」と解説する。


    「こういう映画を作っている時点で、そうとう風変わりな人たちだと思いました(笑)」と、まずは現地の俊英コンビ"モー・ブラザース"監督との共同作業を回想する。「日本の現場では絶対にないような不思議な演出の仕方で、すごく斬新だったことを覚えています。(アッバス・)キアロスタミ監督の時は不安しかなくて、完成した映画を観るまで不安でしたが、その経験があったので、今回意味がわからなくても大丈夫だと思っていましたね」。



    高梨演じる久恵は、サイコキラー野村(北村一輝)に関心を持たれる女性だが、彼女自身も内面がサイコだ。その表現センスは独創的だが、観る者に予測を持たれてしまっては面白くない、と高梨は持論を展開する。「日本の現場だと、すべての行動に理由がありますよね。でも、今回のモー・ブラザースの場合、やりたいことの意味や理由が明確にはわからないことが多かったことですかね。それは文化の違いで、面白いことでもあります。何もかもがわかっていると、観ている側も面白くないモノになりそうですよね」と建設的だ。

    キアロスタミ監督の『ライク・サムワン・イン・ラブ』(12)、今作を経て、国際派女優としてますます注目を集める高梨。「仕事としては海外の監督と一緒に仕事をすると、日本では得られない価値観、観方を知ることが多いですね。新しい価値観を得るたびに、海外の方とまた仕事をしたいと思います」と目を輝かす。今後も『KILLERS/キラーズ』のような衝撃作も歓迎だそうで、「わたし自身、予想がつく物語じゃなくて、わからない世界に飛び込みたい衝動があるみたいで、今後も衝撃な映画に出会いたいと思います」と頼もしい!



    映画『KILLERS/キラーズ』は、2014年2月1日(土)より、テアトル新宿、テアトル梅田ほか全国順次ロードショー!

    『KILLERS/キラーズ』は2月1日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開

    【参照リンク】
    ・『KILLERS/キラーズ』公式サイト
    http://www.killers-movie.com/ 
    ・『KILLERS/キラーズ』特集
    http://news.aol.jp/special/killers/ 

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