テレビ東京の経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」の4月リニューアルを受け、同番組の1コーナーである「スミスの本棚」が3月26日最終回を迎えた。担当をしていた森本智子アナウンサーは今月でWBSを引退、目を潤ませながらコーナー最後の挨拶を行い、その様子に多くの反応が集まっている。
WBSといえば、経済の最新情報を伝える番組としてサラリーマンが1日の終りに御用達にしていることで知られている。そんな同番組のフィールドキャスターとして、さまざまな報道を行った森本アナ。バラエティ番組出演は無く、もっぱら経済系の報道番組に出演しており、人気者が多いテレ東のアナウンサーの中では地味な印象ではあるが、清楚で優しい雰囲気の外見に癒され、しっかりとしたアナウンス技術や取材能力などからコアなファンになった方も多い。
リレー形式でゲストがおすすめの1冊を紹介する「スミスの本棚」は4年続き、総勢115人の著名人が本の紹介を行った。取材前にはいつもほぼ徹夜で本を読み込み、本にたくさん付箋をつけてインタビューに臨んでいたという森本アナ。「その準備があったからこそ、ゲストの方々も心を開いていろいろな話をして下さいました」と、番組ホームページで語られている。
コーナー最後の挨拶では、「人生で最高の宝物になるような出会いがたくさんあった。私が成長するなかでとっても貴重な、人間としての学びをこのコーナーからたくさんいただきました」「生きるとは何か、人間とは何かというところから自分自身を見つめなおすことができたコーナーでもある」と目に涙を浮かべながら語った。
【動画】http://youtu.be/1V8Km02vdVo
その様子に感動したファンが多く、ツイッターなどでは、
「森本さんお疲れさまでした。毎週1冊、なかには難しい本も・・隠れた努力家、素晴らしいですね!」
「今日なんかスミスの本棚最後だから、涙浮かべてたじゃないか。森本さん。俺も感極まりそうになったよ」
などの反応が寄せられている。
最後の挨拶で森本アナは、「今では本を開く瞬間が私の中で最高の贅沢な時間になっている」「コーナーは終わってしまうけど、書物にもっともっと触れて、書物の良さをもっと感じていただければ私もこのコーナーをやったかいがあったなと思いますので、ぜひ本をこらからも楽しんでください。本当にみなさんありがとうございました」とまとめている。
WBSは4月からの新体制で、大江麻理子アナがメインを担当することになる。異動となる森本アナは、夕方の「腑に落ちるニュース番組 ニュースアンサー」の新キャスターに抜擢されている。夜の時間帯に彼女の顔を見ることはできなくなってしまうのは寂しいが、これからも森本アナを応援していきたい。
【参照リンク】
・[WBS]ワールドビジネスサテライト:テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
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