プロ野球も開幕からおよそ1か月が経過し、調子の良いチーム、悪いチームが徐々に明らかになりつつあるが、そんなプロ野球中継放送のテレビ欄に「過去最高」と称される"名文"が登場。ネットユーザーから絶賛されている。
4月22日、あるツイッターユーザーが、北海道新聞のテレビ欄の一部分を撮影した画像をアップした。その画像は、同紙のテレビ欄の「日本ハム対ソフトバンク」戦の部分を写したもので、全文を引用すると、
「おもしろい試合になりそう...▽ファイターズらしい野球をお楽しみください!!▽今夜の試合は6時半スタート合言葉は「ブラボー」終盤も見たい!中継終了は9時54分▽どこまで飛ぶ!?中田の打球でかい一発見せてくれおおきな声援は東京に届くはず...▽強敵を退け上位定着▽マウンドで躍動!勝利投手は?きっとホークスに勝てる!選手たちのプレーは感動を呼ぶ!勝利をずっと信じてる!」
というもの。一見しただけでは、とりたてて騒ぎ立てるような内容ではなさそうだ。
しかし上記の文章は、実際には以下のように印刷されていた。
おもしろい試合になり
そう...▽ファイターズ
らしい野球をお楽しみ
ください!!▽今夜の
試合は6時半スタート
合言葉は「ブラボー」
終盤も見たい!中継終
了は9時54分▽どこ
まで飛ぶ!?中田の打球
でかい一発見せてくれ
おおきな声援は東京に
届くはず...▽強敵を退
け上位定着▽マウンド
で躍動!勝利投手は?
きっとホークスに勝て
る!選手たちのプレー
は感動を呼ぶ!勝利を
ずっと信じてる!
このように書かれても、まだ全くピンと来ない人が多いかと思うが、これはネット界でいうところの「縦読み」というネット文化の1つ。
ネット界には、"堅気の人"には理解し難い流行や流儀が数多く存在するが、この縦読みは、普通に読んでも成立する横書きの文章を、あえて縦に読むことが別の意味が浮かび上がってくるというもので、上記の文章の左端の文字を縦に読むと、
「おそらく試合終了までお届けできるはず」
という文章が登場するのだ。
テレビ欄の野球中継の枠で、このような縦読みがいつから行われたのかは不明だが、2012年頃から、「ハンカチ対神の子」「残暑お見舞い」といった縦読み例が報告されており、今年度好調のカープでも、地元紙が、
「赤道直火」
「赤の勝負パンツ」
「雨のち晴れ」
と、縦読みを連発している。
しかし、今回登場した「おそらく試合終了まで・・・・・・」という縦読みは、元の文章にも無理がなく、長さ的にも歴代最長クラスだったため、ツイッターユーザーの間で大いに話題に。
「本当にすごいですよね、しかもそれが新聞でされてるのがまた」
「面白い! スゴイ! こういうの、好き」
「今は野球人気もテレビ視聴率も下がっているからこうした努力が必要」
など、ツイートは1万人以上に引用され、絶賛の声が寄せられている。
【参照リンク】
・当該のツイート
https://twitter.com/YOSSY1018/status/458732688262701056/photo/1
・今年も始まった!広島東洋カープ 新聞ラテ欄の縦読みがおもしろい。-NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2139652423738300601
・面白すぎる野球中継のテレビ欄まとめ【縦読み】-NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2133440772762481801
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