海に生息する生物たちは大抵驚くような見た目だったり、ちょっと気味が悪かったりすることも少なくないが、その概念を覆すようなかわいいタコの映像が話題となっている。
ヒゲダコの一種で、学術名グリムポテウティス(Grimpoteuthis )というこのタコ。タコというよりむしろマンボウやフグを彷彿とさせる丸っとした体形が愛らしさを醸し出しているが、頭(正確には目の上)から突き出た二つのヒレが象の耳のように見えることから、あの有名なディズニーアニメにちなみ、"ダンボ"という愛称をもつ。このヒレを動かして上に向かって泳ぐあたりも、耳をプロペラのように回して空を飛ぶダンボに似ている。
通常8~12インチ(約20~30センチ)だが、これまで発見された中で一番大きいものは全長6フィート(約182センチ)にも及んだそうだ。
今回の映像は、アメリカ海洋大気庁(NOAA)が、4月26日にメキシコ湾で撮影成功したもの。蛍光青色に発光するダンボが、海底を這ったり、ゆらゆらと深海を泳いでいる姿が収められている。途中、コイルのように巻かれた触手をコンパクトに収納しながら深海をわっさわっさと泳ぐ姿も映っているが(1分10秒あたり)、NOAAによれば、触手がこのような状態になることは、今回の映像で初めて分かったそうだ。
NOAAはFacebookページでこの映像を「信じられないくらい愛らしく魅力的な生き物」とのコメントと共に紹介しているが、動画を見たユーザーたちも
「かわいすぎる」
「一匹欲しい」
「なんかすごい優雅に泳ぐな」
「不思議で美しい生き物だね」
など、一度見ただけですっかり虜になってしまった人が続出している模様。
【動画】http://youtu.be/PvnViyjrJzw
かわいい上に、ひんやり涼しげ効果大な深海映像。これからの季節にもピッタリではないだろうか。
【参照リンク】
・Dumbo Octopus: April 26: Okeanos Explorer Gulf of Mexico 2014
http://youtu.be/PvnViyjrJzw
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