新世代アクションスター、ジェイソン・ステイサムが主演を務めるサスペンスアクション『ハミングバード』が今月7日ついに公開。ということで、直前となる本日6日、ニコニコ生放送で開催された"ジェイソン・ステイサム祭り"にプロレスラーのザ・グレート・サスケと、ステイサムの吹き替えでおなじみの山路和弘が登場しトークを繰り広げた。
今月7日に『ハミングバード』、そして8月9日にはもうひとつの主演作『バトルフロント』の公開を控え、さらにテレビ東京でも特集が組まれ主演作が放送されるなど、まさに"ステイサム祭り"と呼ぶにふさわしい公開直前ウィーク。その最後を締めくくるニコ生は、進行に映画パーソナリティのコトブキツカサを迎え、山路とサスケが演技面・アクション面から魅力に迫るという、ステイサム愛あふれる特番となった。
視聴者から"シブい!""カッコいい!"というコメントが飛び交った山路が「過去作では『アドレナリン』がいちばん好きだけど、ずっと喋ってるからすごいキツかった!」とスタジオの笑いを誘うと、意外にもラブストーリーが好きだとカミングアウトしたサスケも「彼のアクションはイイですよ! 身体がしなやかなのでプロレス的にも勉強になる」と、のっけからハイテンションでスタート。
プロフィール紹介では、ステイサムが水泳のイギリス代表選手だったことに触れ、「あれだけの運動神経ですからね、納得の経歴」とサスケ。しかし山路は「さっきから"イケメン"とか"ハゲ"とかさあ(笑)」と、画面上に流れてくる視聴者からの"ステイサム大好きコメント"が気になって仕方がない様子であった。
ここで、"ステイサムの魅力は?"とズバリ問われ、山路が「彼のアクションは普通と違う。あの迫力はどこから生まれるんだろう?」と例え難い魅力を語ると、すかさずサスケが「あまりしなやかな動きができないスタローンは、ステイサムの身体能力を高く買っているんだと思いますよ」と、プロレスラーならではのコメント。コトブキも「ブルース・ウィリスも彼を自分の後継者と見なしているそうです」と、アクション界のパイセンたちから可愛がられているというエピソードを披露した。
今回は主演2作が連続公開ということで、まず『ハミングバード』について、サスケが「ロン毛のホームレス姿から始まりますからね。これは衝撃的ですよ」と、同作における"汚れステイサム"に言及。山路は「空気感がすごく好きですね。なんとなくフランス映画ぽかったり」と作中に漂うスタイリッシュな雰囲気が気に入ったようだ。
つづいて8月9日公開の『バトルフロント』について、「スタローン脚本だから分かりやすいのかと思ったら、チリチリと胃が痛くなるような作りこまれた作品だった」と絶賛。サスケも悪役を演じたジェームズ・フランコに触れ、「彼はいろんな演技ができる良い役者ですよ。今回は大ヒールを演じてますね!」と他の重要キャストについてもアツくコメントした。
ここで長年にわたって声を吹き替えている山路が"ステイサムを演じるコツ"を尋ねられると、「あんまり無い」と意外な答えが。「たまたま声が似てただけっていうか(笑)、自然体でできるからすごく楽しいですよ」とステイサムとの相性の良さを語ると、コトブキが「まったく同じことを大山のぶ代さんが言ってましたよ」と返し爆笑を誘っていた。
さらに、『ハミングバード』の場面写真に対し視聴者が想像したセリフを投稿し、山路が気に入ったものをチョイス。その場で声をあてる"生アテレコ"も行われたが、さんざん盛り上がってしまった"髪の毛ネタ"に山路が悪ノリするという、ある意味かなり贅沢なコーナーとなった。
放送終盤には、2011年公開の主演作『ブリッツ』本編の上映にあわせ出演者のエピソードトークや推しポイントを語る、ファン垂涎のコメンタリーも。ここでは、山路が吹き替え収録時の裏話など声優しか知りえない現場トークを披露したり、若い世代に"吹き替え派"が多くなっているという話を受け「たとえば(セリフに)情報が多すぎるときなど、字幕より合理的なこともあるんですよね」と昨今の吹き替えブームを考察するなど、最後まで大いに盛り上がった。
みんな大好きステイサム兄貴の『ハミングバード』は6月7日、『バトルフロント』は8月9日公開!
【参照リンク】
・『ハミングバード』公式サイト
http://www.hummingbird-movie.jp/
・『バトルフロント』公式サイト
http://battlefront.jp/
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