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Filed under: 国内, サイエンス・IT, ニュース
七夕の日の今日、日本列島は全国的に不安定な雲行きで、どうやら星空を楽しめる雰囲気でもなさそうであるが、そんな中、急上昇中のキーワードが「催涙雨」 という、なんだか耳慣れぬ言葉だ。
この「催涙雨」(「洒涙雨」とも)、読み仮名は「さいるいう」。一見、PM2.5の影響でアレルギー症状か何かを引き起こす"危険な雨"のように感じられてしまう響きだが、実際には、1年に1度、この日の再会を心待ちにしていた織姫と彦星が、雨によってそれを阻まれることで流す"悲しみの涙"のことなのだという。
その出典に不明な点は多いものの、いにしえの人々は、この日の雨空を見上げながらそう名付けたようだ。 しかし、時は21世紀。現代の我々は、こんな雨の降り注ぐ日でも、雨雲よりも遥か上方に広がる空は、煌びやかな星の輝きで満ち溢れていることを知っている。織姫と彦星は、きっと今夜も無事にめぐり合うことができるはずだ。もしかするとこの「催涙雨」、二人が流す"再会の涙"なのかもしれない。
文・鈴木將義
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