最近では喫煙に関する世間の目も厳しくなり、愛煙家のお父さんは肩身の狭い思いをしているかもしれないが、そんな中、目下ネット上を騒がせているのが、「JR貨物の運転士が、喫煙しながら運転していた」というツイート情報だ。
今でこそ一部の例を除き、原則として客車から灰皿が撤去されているJRグループであるが、twitterに投稿された内容によると、旅客用ではないJR貨物の車両については、現在もなお、運転台にはドリンクホルダーや灰皿が設置されており、それを利用している運転士も少なくないという。
一般の旅客用車両のイメージからすれば、あまりピンとこないかもしれないが、通常の旅客用車両とは違い、貨物はかなり長い距離を長時間に渡って運転し続けるのが基本で、車で例えるならば、我々が日常的に乗っている電車が「バス」、貨物は運送業者の「長距離トラック」のようなもの。そのため、運転士の慣習や職務内容も大きく異なっているのだ。路線バスの運転手と、長距離トラックのドライバーの違いを思い浮かべてみれば、なんとなくその違いがイメージできるかもしれない。
過去、JR貨物の運転士のマナーについて問題視され、処分された例としては、2003年4月に、自宅から持ってきた「おにぎり」の食べ残しを運転中に口にしていた例がある。しかし、この際に処分が下ったのは、「食べ物」だったからで、眠気覚ましにガムを噛むことなどは通例として認められているというから、今回のケースについては"微妙"と言えるかもしれない。
おにぎりがアウトで、ガムがセーフのこの問題、今後の展開に、世間からの注目が集まりそうな気配だ。
文・島田克彦
■関連リンク
野々村県議絡みの解説中に「ミヤネ屋」で心霊現象か 「マジで怖い」「野々村議員の怨霊」
ゆるキャラ界のリーサルウエポン、鳥取市の「かつ江さん」が市民の抗議で公開中止に
「かっこいいデザイン」の末路があまりに悲惨... 「デザイナーが気の毒」「凌辱レベルw」
| Email this | Comments